ビリオンドッグズ|命がけのマネーゲーム!ニコイチで30億を強奪せよ

「ビリオンドッグズ」は「猿ロック」の芹沢直樹先生×「神さまの言うとおり」の原作者・金城宗幸先生がタッグを組んだマネーゲーム・アクション漫画。全4巻。

1巻をジャケ買いしたらなかなかの引きだったので、最終巻の出待ちをしてから購入。

想定以上に面白かったのでおすすめだ!

Sponsored Link

あらすじ

ヤクザと悪徳政治家が支配するどこにでもある平和な街・一抹市。

ある日、一抹学園高校の生徒会長・水沼一縷が副会長の火野叫助にナイフで刺されるという事件が発生。

しかし、その裏には大きな企みが……。

ニコイチで30億を強奪せよ!命がけのゲームが始まる……。

ビリオンドッグズの魅力

ストーリー展開

正義感の強い優等生で生徒会長を務める水沼一縷

しかし、それは猫を被った姿!

一縷の裏の顔は明晰な頭脳でとある「計画」を進める「策士」だった……。

そして、相棒は元副会長の火野叫助

叫助に刺され一命を取り留めた一縷は叫助に復讐を誓うが、それはフェイク!

裏で一縷と叫助は「計画」のために行動をともにしていた……。

一縷の「計画」は 一抹市の腐敗を招いた父・水沼 望の隠し資金30億をかっさらうこと!

一縷パパは竹取組なるヤクザと手を組みあくどい手段で市長になり、さらに国政に打って出ようとしている。

そのために、竹取組に裏金作りや反対派への恫喝をさせて票を取りまとめさせ、市長として権力を得たのちに竹取組の不法行為に便宜を図り、無尽蔵に生まれる金を資金洗浄して「発展計画用意金」として溜め込んでいる。

その金額が推定30億円なのだ!

足のつく金を銀行に預けるわけにはいかない……。

よって、一抹市のどこかにゲンナマ(現金)で眠っている30億。

それを手にするために大芝居を打って退学となった叫助は裏社会の「隠密=スパイ」として計画を実行に移す係。

一縷は表の世界で情報を集める「策士」として30億を追う……。

2人は「30億で結ばれた関係=ビリオンドッグズ」なのだ!

そして、30億が眠る場所を知る鍵男(キーマン)である一縷パパの元秘書の身辺調査を始めるも、鍵男は893にガッチリガードされている……。

一縷パパ+893による鉄壁のディフェンスから、 ビリオンドッグズは30億を強奪することができるのか……?

変人ばかりの登場人物

「ビリオンドッグズ」はハラハラドキドキの続くスリリングな友情物語が面白い漫画!

マネーゲームを制するために、一縷と叫助が表と裏の社会に通じるあたり、政治家と極道が組んで日本を変えようとする史村翔×池上遼一の「サンクチュアリ」っぽくてよかった。

そこに、可愛いだけの馬鹿・小野寺綾葉が加わったことで一縷の完璧な「計画」にヒビが入る……。

鍵男の通っているバーの娘・綾葉は一縷の小学校の同級生で、一縷に恐るべきトラウマを植えつけた人物。

綾葉は本当に可愛いだけの馬鹿で、終始ガヤ芸に徹している……。

ヒロインらしからぬ女だが、可愛いからまあ許す。

さらに「ビリオンドッグズ」は変人揃いの登場人物が拍車をかけてストーリーを面白いものにしている……。

変人Kingは一縷パパ。

一縷パパはヘラヘラしつつも鬼怖い男で、典型的な悪徳政治家かつ金の亡者。

一縷ママは宗教的狂信者だし、こんな家庭に生まれるのはしんどい……。

893も変な人しかいないし、30億の身代わりアイテムがハニワのミチャコ鎧の中のミイラとか、笑える展開が多くて読み進めるのが楽しい漫画だ!

まとめ

金か友かどっちを切る?

「ビリオンドッグズ」は30億を強奪する話なのですが、同時に一縷と叫助の友情がテーマとなっています。

ストーリーがしっかりまとまっていて、全4巻と一気読みできる巻数なので重宝する漫画!

唯一の難点は、一縷が気合を入れてヘアセットしすぎて、髪が蜘蛛の巣のようになっちゃってること。

ドヤ顔するたびにふいてしまった……。