殺さざる者、生くべからず|クライムサスペンス漫画!あらすじと感想

「殺さざる者、生くべからず」は、中丸洋介先生によるクライムサスペンス漫画。全3巻。

もれなくタイトル買いの漫画。内容を知らずに読んだので、想定よりもほぴっとん好みでしたよ。

サスペンスの醍醐味である引っ張る展開が魅力の漫画だ!

Sponsored Link

 あらすじ

将来を嘱望される若手精神科医・桜井天彦と、未曾有の連続自爆テロ組織のリーダー・東ユキオ

中学の夏休みに起きた兄の不審死以来、18年ぶりに鑑定人と被疑者という真逆の立場で再会した2人だが……。

殺さざる者、生くべからずの魅力

ストーリー展開

「殺さざる者、生くべからず」は、2021年に自爆テロによって国会議事堂が爆炎に包まれるというショッキングなシーンからスタートする。

主人公は、優秀かつイケメンで将来有望な精神科医・桜井天彦

彼は、少年時代のとある事件をきっかけに精神科医を志すのだが、事の起こりは18年前、兄と夏休みの間過ごした母方の田舎・鞍馬村。

村一番の将棋指しユキオたちと楽しく過ごしていたが、突然天彦の兄が行方不明に……。

ユキオに導かれて向かった先の山小屋で、なんと兄さんは猟銃自殺をしていた。

自殺するほどの精神状態だったことに気がつかなかった負い目から、天彦は政治家である父の後を継がずに精神科医となったのだ。

そんな中、自爆テロを行う集団「ボマーズ」の主犯格の男が逮捕されたとの一報が……。

そして、其奴の名前は東ユキオ……。

内乱罪の容疑で逮捕されたテロリストの精神鑑定を天彦が所属する大学の研究室が担うことになり、天彦は先輩の矢島ケンイチからの提案で鑑定人の助手を引き受けることになるが……。

東ユキオという男

世間を騒がせる自爆テロ集団「ボマーズ」なる輩に対して、不謹慎ながらも研究対象として興味を持っていた天彦。

出世の目処も立ち、かわいい彼女もいて順風満帆な生活を送っていたのに、かつての友がテロリストにジョブチェンジしていたという……。

鑑定人としてユキオの過去を遡ると、奇妙な符号が……。

ユキオは10歳の時に両親が自殺しており、預けられていた叔父もすでに死亡している。

さらに「ボマーズ」の実行犯たちも自殺。

ユキオの周囲の人間はほとんどが自殺という最期を迎えているのだ。

そして、天彦の兄の不可解な自殺……。

もともと頭の良い少年だったが、想像の遥か上をいく怪物に成り果てたユキオ。

世界中の人々に死と恐怖を与える

恐るべき企みを実行するユキオ=そのまんまヨハン・リーベルト(MONSTER)ですな……。

なぜにセンターパーツ分け……??

少年時代のヘアスタイルの方が良かった。

ここまでヨハンによせてくると笑うしかない……。

そして、天彦は2回目の鑑定中、ユキオにペンで首と腹を刺されて危篤状態。

目覚めると、ユキオの姿になっているという……。

よって、精神科医の頭脳と傭兵あがりの戦闘力を持ったヨハン(天彦)が謎を追っていきます。(←ツボに入ってしまった…)

入れ替わり現象は漫画界ではありがちな展開ではあるが、ほぴっとん的には好みの設定。

まとめ

「殺さざる者、生くべからず」は、急ピッチでストーリーが展開する漫画。

ヨハン(MONSTER)とリヴァイ兵長(進撃の巨人)の運命が交錯する、予測困難な状況が面白く妙にハマってしまった。

しかし、残念ながら打ち切りとの噂……。

個人的には、精神科医vsテロリストという構図に加え、死にまつわる謎や入れ替わり現象など、むやみやたらと伏線が絡み合う緊迫した展開は大好物。

推測だが、ジャケに難ありだったのではないかと思う……。

正直、このジャケではテーマがわかりにくい。

タイトルからヘビーなドラマ的展開を予想していましたもので……。

ベタな展開がむしろ安定感を生んでいた漫画だけに、終盤の駆け足過ぎる展開が残念過ぎる。