マイナーすぎるスポーツ漫画ならこれを読め!おすすめ16選・まとめ

今回は、球技以外のマイナースポーツをまとてみました。

「エッ?陸上とか水泳とか、メジャーじゃないか!」

ええ。そうですとも。致し方ないの。出版点数の関係よ……。

漫画界におけるマイナーのくくりでご紹介いたします。ご了承ください。

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ボールルームへようこそ

ほぴっとんがマイナースポーツ漫画で最も期待を寄せているのが「ボールルームへようこそ」だ。

面白いだけじゃない!ついリズムを刻んでしまうほどノセられる。恐るべし熱量とパッションに満ちあふれている漫画!

まくってくれ〜♪

ボールルームへようこそ|君の心はいつ踊る?傑作認定ダンス漫画!

BUTTER!!!

「ボールルームへようこそ」が好きなら「BUTTER!!!」も好きなハズ……。

「BUTTER!!!」は、ヤマシタトモコ先生による社交ダンス漫画。全6巻。

ヒップホップに憧れる元気な女の子・は、高校のダンス部に入部するも、そこはソシアルダンス部だったという……。

そして、夏とペアを組むことになるのは勝手にダンス部の入部届けを出されてしまったネクラな男子・端場

ダンスを小馬鹿にする端場と衝突しながらも、踊る楽しさを体感する2人。

夏は同じく新入部員の宝塚歌劇団を愛する男・掛井涼(イケメーン)と長身巨乳の美人・柘百合子(げっつ)たちと社交ダンス部を盛り立てようとするが……。

ほぴっとんは熱血好きだから、文化祭にて指導を受けているプロダンサー・宇塚のパートナー市田理佐から叱咤激励されるシーンがお気に入り。

「若いくせに必死じゃねーとか なんだそれ!! もっとやれるだろ!?」

楽しいだけじゃダメ。本気でダンスを楽しみたいと思うならもっと努力が必要なのだ。

また、「BUTTER!!!」は高校生ならではの閉塞的な人間関係に悩みながらも、ダンスを通じてそれを乗り越えようとする姿勢に共感できる。

スポ根漫画というよりはヒューマンドラマですね。

「BUTTER!!!」は女性向けの漫画ですが、男性が読んでもハッとさせられるポイントがあると思います。

ヤマシタトモコ先生の言葉遊びに痺れる漫画だ!

背すじをピン!と

同じく競技ダンス部の漫画といえば、週刊少年ジャンプで連載されていた横田卓馬先生の「背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜」が有名どころ。全10巻。

新入生のための部活紹介で競技ダンス部の圧巻のパフォーマンス見た土屋雅春は、女子にボディタッチしほうだいというラッキースケベ目的でダンス部に見学に行くも、そこには同じ目的で群がる男子の山。
部長の土井垣真澄の濃ゆすぎるキャラによって全員がトンズラする中、捕縛されていた土屋は唯一残った女子・亘理英里とともにカップルを組んで競技ダンスを始めるが……。

何でしょうね、この主人公は……?

童のような見た目。

妖怪漫画であれば許容範囲内だが、美麗かつシャープさが求められるダンス漫画に、こんな童で大丈夫??

婚期を逃した女が読むにしては子ども向けすぎる漫画。

ちはやふる

「ちはやふる」は、末次由紀先生による競技かるた漫画

福井からやってきた転校生・綿谷新と出会ってかるたの楽しさを知った綾瀬千早が、青春の全てをかるたに捧げる話。

絵・ストーリーともに高評価!

「ちはやふる」は誰が読んでも面白いと感じる漫画だと思います。

少女漫画らしからぬ熱血さが魅力の漫画だ!

【漫画】ちはやふる|競技かるたはスポーツだ!あらすじと感想

あさひなぐ

「あさひなぐ」は、こざき亜衣先生による薙刀漫画

ドジっ子の東島 旭(とうじま あさひ)は、高校入学を機に新しい自分になろう決意し、部活動オリエンテーションにて「薙刀は高校部活界のアメリカンドリーム」との言葉に感動して薙刀部に入部する話。

ほぴっとんと同じく、小柄で非力かつメガネという三重苦を持った旭。見込みがないため、退部を勧告されるも不撓不屈の精神で憧れの先輩、エース・宮路真春の背中を追っていく。

弱者が勝利欲に燃える熱血さと勢いのある薙刀シーンが魅力!

旭が強い女になりたいと願う気持ちが根底にあるので、カッコイイ女子の多い漫画。

女の子ばかりの漫画なので、どちらかといえば女性の方が楽しめる漫画かな?と思います。

ひらひらひゅ〜ん

「ひらひらひゅ〜ん」は、「娚の一生」西 炯子先生による弓道漫画。全4巻。

開開高校のゆる〜い部活生活と恋愛事情が描かれた漫画で、一応主人公は笹原健一

笹原が風疹で学校を休んでいる間にかわいい永仮あやのが弓道部に入部していて、恋心を抱くもときめいた相手はあやのと瓜二つの双子の兄・だった……。

笹原のせいでそこはかとなくBL臭が漂う漫画だが、笹原の幼馴染で坊ちゃん刈りの皮肉屋・長尾智和や、妄想癖が行き過ぎて好きな女の子のなりきり日記を書いている宝代巧美など、個性的な部員の恋の行方にクスッとなる。

万年県大会止まりのお気楽さから一転、真剣に勝負にこだわって挑んだ新人戦のシーンがお気に入り!

礼節を重んじる弓道の世界がほんのわずがしか描かれていないにも関わらず、弓道の魅力がしっかり伝わる西 炯子先生ならではの素晴らしい漫画だ!

4巻はもはやBLだが、笹原が想定外の男前さを発揮してくれるので、うっかりキュンとなりますぞ……。

すくってごらん

「すくってごらん」は、大谷紀子先生による金魚すくい漫画。全3巻。

些細なミスで東京のKDS銀行本社から、やたらと金魚を推している町・大和郡山支店にとばされたエリート銀行マン・香芝誠。新たな住まいが偶然にも金魚問屋の向かいだったことで、金魚すくい競技の奥深さにハマっていく話。

ときに紙は人の命をのせる器となる

「すくってごらん」は、左遷されてやさぐれている主人公・ 香芝誠が金魚の町の人たちと交流して成長する姿をコミカルに描いた漫画で、なんと金魚すくい競技の全国大会にでるという……。

あったんだ。金魚すくいにも選手権が……。(←これが一番の驚き)

金魚すくいを子どものお遊びという感覚でとらえていましたが、こんなに見ているだけで楽しいものだとは思いもよりませんでしたよ!

絵が良い。絵が!

大谷紀子先生の描く金魚には温もりがある。(金魚は変温動物だけど…)

同じく金魚がテーマならキテレツなグロ漫画「渋谷金魚」を推すほぴっとんだが、「すくってごらん」も抱き合わせで読もう!

ラフ

あだち充先生といえば野球漫画のイメージが強いですが、ほぴっとんが一番好きな漫画は「ラフ」だ!全12巻、ワイド版・全6巻、文庫版・全7巻。

「タッチ」よりも「ラフ」推し!

漫画馬鹿の集いにおいて密かに論議されるほど、水泳漫画「ラフ」は地味に評価が高く人気がある……。

「ラフ」は、中学時代に100m自由形で全国3位の実績があるにもかかわらず、限界を感じて平泳ぎに転向しようとしている大和圭介が、同じ水泳部の飛びこみ選手・二ノ宮亜美から「人殺し」と忌み嫌われながらも仲を深めて行く話。

実は、2人の実家の和菓子屋「やまと」と「にのみや」は犬猿の仲なのだ。

さらに、圭介が尊敬する自由形100m、200mの日本記録保持者・仲西弘樹を交えての三角関係。

のほほんとした圭介は水泳でも恋愛でも仲西だけには負けられん……。

仲西はイケメンで金持ちかつ大人の余裕をカマしてくる。高いハードルですぞ!

その上、圭介とおなじ寮で生活しているキャラの濃ゆい4人の熱血エピソードがそえられて、これぞスポ根ラブコメディと思わされる極上の仕上がり!

大和圭介が覚醒する瞬間を見逃すな!

男水!

「男水!」は、木内たつや先生による水泳漫画

東ヶ丘高校・男子水泳部は同好会オチ寸前のしょっぱい部で、面倒見の良い兄体質の部長・榊 秀平と幼馴染のエース・篠塚大樹、まごうことなきオネエ男子・小金井晴美が所属するのみ……。

何としても2名の新入部員を確保しなければ部の存続が危ぶまれる。

そんな中、新たに水泳未経験者の滝結太原田ダニエルが仮入部してくれることになるが……。

この新入部員・原田ダニエルが運動神経抜群で自信に満ちあふれているのにカナヅチという悲哀。

ゆるゆるな活動内容なのに、水泳競技に対しては真面目一徹という展開自体は謎な点も残るが、ズブの素人が水泳に触れるには手頃な漫画だ!

邪な目で見てはならんと思いつつも、無口で無表情な篠塚が泳いでいる姿をガン見……。

ありがたや・ありがたや……。

木内たつや先生は腐女子がハワハワするポイントを押さえてくるな……。さすがだ!

ぐらんぶる

「ぐらんぶる」は、原作・井上堅二先生、作画・吉岡公威先生による今話題のダイビング漫画

海のすぐ近くにある大学に進学した北原伊織が、ダイビングサークル「PaB」に強制入会させられ、ダイビングの魅力にハマっていく話。

ほぴっとん、ジャケのイメージで女子が浮かれポンチキにダイビングする話かと思ってスルーかましてました。

そしたら、漫画友が「ぐらんぶるはダイビングメインじゃなくてギャグ漫画ですよ。ほぴさん銀魂好きだし、絶対気に入ります」と言って貸してくれた……。

無駄巨乳・無駄エロ・思春期男子の妄想がほぴっとんの逆鱗なことは知っているよな、友よ。

Let’t Challenge 気分で読んだら痛恨の一撃!

新たな出会いを期待する伊織を待ち受けていたのは、いきなりガチムチ男の全裸の洗礼。

そう、「ぐらんぶる」は酒乱で裸族(男)の大学サークルダイビングギャグ漫画だった。

これ、ほぴっとん絶対に好きな漫画じゃないか!

さらに、主人公の伊織がダイビングをしないっていうね(1巻では)、あり得ない展開ですよ。

伊織は泳げないからね……。ほぴっとんと一緒じゃん。

超絶的に共感! 無駄エロも許容範囲内。

お馬鹿な青春漫画が読みたければ、「ぐらんぶる」で間違いない!

Glaucos

「Glaucos」は、「軍鶏」のたなか亜希夫先生によるフリー・ダイビング漫画。全4巻。

海中で生まれイルカによって生命を救われた少年・シセが、ただ一息でどこまで深く潜れるかを競うフリー・ダイビングで世界記録に挑む話。

「伝説の海の子」であるシセは、死に場所を求めて島へやってきた素潜りの元世界記録保持者マスター・クロードと出会う。

シセは人類未知の青き深み(グラン・ブルー)を知るためにクロードとともに島を出て、現世界記録保持者・プティと壮絶な戦いを繰り広げるのだが、本当に命がけの勝負なのだ!

スタティックなる息を止めるだけの競技もあり、見ているだけで酸欠になりそう……。

クロードに鍛えられて才能を開花するシセだが、若さゆえに無謀な行動をとるので、ハラハラしてさらに息苦しくなる。

肉体と精神を極限まで鍛え抜いた者だけが見ることのできる世界。

フリー・ダイビングをやってみたいとは全く思わないが(泳げないから…)、なぜ潜るのか?という問いに哲学的な観念が織り込まれていてダイビングの魅力が最大限に伝わってくる。

シセの特異な能力を脾臓という医学的な見地からアプローチしている点が斬新で、人間の持つ可能性を感じさせてくれる漫画。

全4巻とは思えないほど、重厚なストーリー。「Glaucos」は間違いなく名作だ!

一瞬の風になれ

「一瞬の風になれ」は、原作・佐藤多佳子先生、作画・安田剛士先生による陸上競技漫画。全6巻。

エースストライカーの兄に憧れサッカー一筋に生きてきた神谷新二。しかし、天才すぎる兄のような才能が自分にはないことを痛感し、高校入学を機にサッカーをやめてしまう。

そんな中、新二は幼馴染の天才スプリンター・一ノ瀬連に誘われ陸上部に入部し、走る楽しさに目覚めていくが……。

「走りまくれ」との兄の言葉どおりに走り続けた10年間。

陸上に生きてよかったよ……。

「一瞬の風になれ」の醍醐味は、陸上競技の花形「4継」(4×100mリレー)ですね!

まさしく風を感じるような臨場感。

地道に努力して才能を伸ばしていく新二の姿に、青春を追体験できる。

本屋さん大賞×DAYSのコラボ!そりゃ面白いわ〜♪

風が強く吹いている

「一瞬の風になれ」を読んだら、「風が強く吹いている」も読みたくなるハズ!

「風が強く吹いている」は、原作・三浦しをん先生、作画・海野そら太先生による箱根駅伝漫画。全6巻。

監督を殴って陸上を自粛する羽目になった5000mの覇者・蔵原走(カケル)が、偶然寛政大学・陸上部の清瀬灰二(ハイジ)に拾われ、古アパート竹青荘に住む住人たち(ど素人)と無謀にも箱根駅伝を目指す話。

「風が強く吹いている」の素晴らしい点は、ロマンがあるところ♪

ハイジはよいとして、 残りの8人はズブとかいうレベルの素人じゃありませんからね。

全くの未経験者たちの集まり……。

ケニア出身のムサに眠る潜在能力に期待がかかるも、彼はおぼっちゃまなため送迎で通学。

学校に通うために往復10キロの山道を走るという「陸上あるある」該当者はムサではなく神童という……。

ハイジは素質のある人間を竹青荘に集めたらしいが、陸上界期待の逸材であるカケルとは走りが違う。

そんな中、 ハイジが語った「速い」ではなく「強い」という意味を探すためにカケルはみんなと走ることに……。

タダでさえ熱い箱根がさらに燃え上がる!

クライマックスの感動を絶対に味わうべき漫画だ♪

弾丸ドラッガー

もはや陸上競技の漫画ではなくSF化しているが、ドーピング検査に引っかからず肉体を進化させる新薬「D」にまつわる話を描いた「弾丸ドラッガー」も面白い!

かつて世界で7番目に速かった男・沢村弾

しかし、老いによってタイムが伸びない中、所属する実業団から「100メートル走のタイムトライアルで10秒40を切れない者は退部」と勧告される。

あとがない沢村はチームドクターの雨宮から持ちかけられた「D計画」の実験台となることに同意するが……。

ほぴっとんはね、こういう禁断の実験的なオカルトが好物でして、さらにサスペンス風味ですしね。

「スポーツ漫画=青春」のカテゴリーに入らない漫画をお探しの方には、「弾丸ドラッガー」をおすすめ!

キス&ネバークライ

「キス&ネバークライ」は、フィギュアスケート好きならまず押さえておくべき漫画。

スケオタでもあるほぴっとんが、冬季オリンピックに向けてフィギュアスケート漫画をまとめてみました。

スポ根と芸術の融合を見よ!

「モーメント 永遠の一瞬」「プラチナソナタ」など、氷が溶けるほどの情熱を描いた漫画を厳選しておすすめ♪

オリンピック間近…キス&ネバークライなど、フィギュアスケート漫画・まとめ

ノノノノ

「ノノノノ」は、「極黒のブリュンヒルデ」の岡本倫先生によるスキージャンプ漫画。全13巻。

マンモス不親切なタイトル……。

父親から英才教育を受けた野々宮ノノ(なんたる語呂の悪さ…)が、スキーのジャンプ競技でオリンピックの金メダルを目指す話。

し・か・し、実はノノは女の子で……。

女子のジャンプ種目への参加が正式に認められていない時代の話なので、男装して出ちゃおうぜ!という無謀極まりないテーマを描いています。

絵が好みではないし無駄なエロが多いので、女性向けの漫画とは言い難いが、皇帝(尻屋 潔)のキャラに助けられている漫画でもある……。

時代を先取りし過ぎた感のある漫画だが、スキージャンプの魅力が詰まった漫画だ!

まとめ

マイナースポーツは底が知れん……。

まだまだ未知のスポーツ漫画があると思いますが、パッと思いついたのはこれだけ。

ルールを理解すればより楽しめる!おともには漫画が最適だ♪