転生したらスライムだった件|異世界転生漫画が面白い!あらすじと感想

「転生したらスライムだった件」は、原作・伏瀬先生、作画・川上泰樹先生による異世界転生漫画

人気作なのは知っていた……。だが、好みの絵ではない。

「後回しにしても差し支えない漫画だ」とジャケ買い番長・ほぴっとんは「転生したらスライムだった件」を放置。

ある日、掘り出し物がなかったので1巻を連れて帰ったら、「ジャケと中身が違う。クソ面白いじゃないか……。

その日のうちに続きを買いに走る二度手間。

(↑ この瞬間、最高に幸せ!)

最近流行りの異世界転生系で一番ほぴっとんの腹筋を痛めつけた漫画だ!

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あらすじ

通り魔に刺されて死んだと思ったら、スライムに転生しちゃってた!?相手の能力を奪う「捕食者」と世界の理を知る「大賢者」、二つのユニークスキルを武器に、スライムの大冒険が今始まる!

転生したらスライムだった件の魅力

ストーリー展開

大手ゼネコンに勤務する気ままな独身貴族(37歳)を襲った突然の悲劇。

いたって普通の人生を歩んできた三上悟は、後輩をかばって通り魔に刺されてしまう。

30歳まで未使用の息子を保持していた場合は魔法使いになれるという俗説を越え、40歳が目前だった自分は賢者になれたはず。

もっと粘って純血のまま50歳を迎えれば大賢者も夢ではなかった……。

出血多量による悪寒の中、そんな願いに答えるように無機質な声が響く。

後輩の田村にPCの殲滅を依頼して三上は息絶えるが……。

真っ暗な中、覚醒した三上は何も見えないし聞こえない。手足も反応しない。

流線的なボディーとぽよぽよ感。

どうやら、三上は刺されて死んでスライムに転生してしまったのだ。

岩にぶつかっても自己再生するぽよぽよボディーは想定外に快適。スライム万歳!

しかし、孤独には勝てぬ……。

暇つぶしに草を食べていたら大賢者のスキルが話しかけてくれて、浮かれて調子に乗っていたら滑って地底湖に落下。

新たなスキル「水圧推進」を獲得してこと無きを得るが、なんとその場所には天災級のモンスター・暴風竜ヴェルドラが封印されていたのだ。

イカつい見た目にビビるものの、この竜なかなかに親切な御仁で、この世界のルールを説明してくれる。

異世界からの転生者はこっちの世界に渡る時、望んだ能力を得ることができるらしい。

何らかの成長を世界が認めた時、稀に獲得できるのが、能力(=スキル)

主人公はスライムのくせにチェリーだったおかげで「捕食者」「大賢者」というかなり使えるユニークスキルを所持。

嬉しいような、嬉しくないような……。

話を元に戻すと、ヴェルドラは勇者の「無限牢獄」によって、この洞窟内に封印中。

スライムにリムルの名を贈り、ともに「テンペスト」を名乗ることで友達となった2人は、リムルの「捕食者」のスキルで体内にヴェルドラを収納し、洞窟を出て旅立つのだった……。

生態系最底辺のはずが…

クズな男が生態系の最底辺に落ちる話かと思いきや、おそるべし猛者でしたからね。驚き!

「転生したらスライムだった件」は、のっけから斜め上のストーリ展開だ。

雑魚中の雑魚、ミジンコ級のスライムがラスボスクラスの暴風竜・ヴェルドラと友となるくだり笑いましたよ。

ヴェルドラがツンデレでかわいい♪

洞窟から旅立つときには、もはやスライムとは思えないほどのスキルを獲得していましたからね。

「タイマンならどんな魔物も余裕よ」とか、スライムごときが吐くセリフではない……。

リムルが名前を与えたら貧弱なゴブリンが筋骨隆々になったり、でも建築技術の向上は図れなかったり。

牙狼族やら鬼人族やら屈強な種族を従えるぽよぽよボディー。

よくこんなに禍々しいスライムを思いついたもんだ……。

本当におかしな意味で癒しをいただける漫画ですよ♪

まとめ

正統派RPGの世界観に独特のテンポがマッチして、想定外の面白さだった「転生したらスライムだった件」。

川上泰樹先生の絵がとても素晴らしかった。

幻想的かつキュート♪

前世の冷静さを失わないまま、のん気にスライムとしての生活を満喫しているところが見所!

最弱ぽよぽよボディー、スライムの成り上がり伝説を堪能すべし♪