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HUMANITASヒューマニタス|鮮烈な生と死!漫画のあらすじと感想


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タイトルも見ずに顔に描かれている模様だけ見てジャケ買い。

そしたら想定以上の面白さに度肝を抜かれましたよ。今作がデビュー作とはおそるべし才能!

山本亜季先生作品は今後も要テェックすべし……!

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HUMANITAS あらすじ

盲目の剣士・オセロット、冷戦下・旧ソ連のチェス王者・ユーリ、極北の鯨ハンター・エナ。この3人を主人公とした短編集。

オセロット

15世紀、中央アメリカ。ある部族に男の双子が生まれる。

本来、人間はみんなひとつの体にふたつの魂を持っているが、双生児は同時に生を受けたことによって魂を別々に持って生まれてきたと考えられている。

よって、双生児=人間とは見なされない。

双子は部族の掟により「蛇の口」で別々に育てられ、13歳となった時にどちらかの命が尽き果てるまで戦い、自らの手でもうひとつの心臓を神に捧げなくてはならない。

戦士・ネスロによって儀式のために鍛えられる双子、その片割れ・オセロットは視力に異常があった。

目が見えないオセロットに勝つ望みはないと感じたネスロは儀式が近づくにつれ迷いが生まれるが……。

魂を分け合う宿命の双子

メソアメリカを物語の舞台とした「オセロット」は、コロンブスに率いられたスペイン人が侵入する以前の中央アメリカの世界が描かれています。

メソアメリカといえば、マヤやアステカがメジャーな文明ですね。

地理的に孤立した環境であるため、他の文化の影響を受けることなく発展したこれらの文明は、独自の文化や宗教を持っていました。

作中ではアバウトにメソアメリカとひとくくりにされていましたが、オープニングに双頭の蛇像が描かれているのでモデルとなったのはアステカかしら?

古代のメソアメリカ地域では人身御供の慣習があったことはよく知られていますが、アステカではより特異な儀式があり、日常的に生贄の心臓を生きたまま取り出し神に捧げたとされています。

これらの儀式を現代人の感覚で「野蛮」と一刀両断する傲慢さにほぴっとんは嫌気がさしますけどね……。

別に生贄なんて世界中どこの文化でもつい最近まで当たり前に行われていた慣習でしょう。

上から目線で残酷と顔をしかめる輩が殺戮の果てに現在大国となっていることの方が恐ろしいよ。

オセロットは双生児であったため、生まれながらにして戦うことを義務付けられ成長しますが、彼は目が見えないというハンデを負っている。

そんな中で、 オセロットは見えざる不利を補うように努力し、純粋に戦士としての才能を開花させていく。

そのことが師匠であるネスロに過去に触れ、ある種の感情が湧き上がってしまうことになるのですが……。

そして、魂を分け合い生まれた同じ顔をしたコヨートルと戦うオセロット。

オセロットが戦う理由とは?

生きるために穢れることは必然なのか?

勝敗の結果云々よりも、生きたドラマに刮目してほしい。

ユーリ・シルバーマン

20世紀、ソビエト社会主義共和国連邦。反体制運動を疑われ強制収容所送りとなったユーリ・シルバーマンは雑居房の収容者との賭けチェスに敗北し理不尽な暴力を受ける。

愛する妻と娘に会いたい一心で、ユーリは残酷な仕打ちに耐えチェスの腕を日夜磨き続けていた。

そんなある日、配られた1枚の問題用紙。

そのチェスの難問を解くことができたのはソ連国民の中でユーリだけだった。

才能を買われ自由の身となったユーリは妻子の捜索と引き換えにチェスの大会に参加することになるのだが……。

チェスの盤上で争われる冷戦

米ソ冷戦時代の話だけに重たいテーマ。

資本主義vs社会主義の対立の構図をチェス盤の上に持って来ちゃった。

代理戦争のような形で競技チェスが行われるのですが、もちろんユーリの肩にはソ連の威信が重くのしかかっているワケで、リアルな攻防戦が描かれています。

エナ

リヴァプールに戻る途中で嵐に遭い、極北の大地で遭難してしまった英国人の青年・ウィリアム

イヌイットのエナたちに助けられるも元来た海が凍り始めたため、ウィリアムは彼らの集落に身を寄せその生活に馴染もうとした。

そんな中、鯨の不漁が続き、異邦人であるウィリアムに殺伐とした空気が刺さる。

しかし、明るいエナの言葉に救われ、次第にエナに心惹かれていくウィリアム。

そして春になり鯨の季節がやってくるが……。

極北の鯨漁と生命の尊厳

いいところのお坊ちゃんであるウィリアムが地球上でもっとも過酷な環境である極北で生きるイヌイットたちと生活をともにする話。

ウィリアムはエナたちの鯨漁の手伝いをしながら理解を深めようとしますが、たとえ仲良く一緒に生活したとしても文化的価値観の隔たりは埋まらないというシビアな一面が胸を打ちます。

鯨が獲れなければ、エナたちには未来はありません。

文字通り命をかけて巨大な鯨に挑む彼らの壮絶な戦いは日常の一部であり、生も死も自然の采配次第。

おそらく衣食住に苦労したことのないウィリアムが自身の存在を矮小と感じるのも無理はない。

極寒の地で生命の尊厳を問いかける。

ウィリアムがだす答えとは……?

まとめ

メソアメリカから冷戦時代……??

「オセロット」「ユーリ・シルバーマン」も時代背景が違うので、一見脈絡がないように感じるのですが、「エナ」のラストシーンを読むと全てのストーリーが同じテーマで描かれていることに気付かされ衝撃を受けました。

このラストシーンをどうしても読んでほしい。

ほぴっとんの薄汚れた心が一気に晴れ渡るような清々しさ♪

「ああ、これはとんでもない漫画と出会ってしまった……。」と思わずには入られませんでした。

1巻しかないことが残念で、良い意味で物足りない。続きが読みたい。

久方ぶりにほぴっとんのハートにズドンとヒットした漫画ですよ。

「HUMANITAS」は、人間が生きる意味を考えさせられる素晴らしい漫画だ!


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