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【栞と紙魚子シリーズ・まとめ】おかしな女子高生コンビの奇怪な事件簿


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「栞と紙魚子シリーズ」諸星大二郎先生による胃の頭町を舞台とした摩訶不思議な事件簿。オカルトな日常がデフォルト状態の胃の頭町(いのあたまちょう=胃の頭町のモデルは三鷹市・井の頭)に生息するオカルトな人々。諸星大二郎先生の作品の中では読みやすさNo.1だ!

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栞と紙魚子の魅力

クトゥルフ神話をモチーフとした奇怪な物体が跋扈するカオスな場所でありながら、生活している人たちは至ってマイペースでのん気……。そんな胃の頭町で繰り広げられる次元の違う日々に(人によっては)抱腹絶倒だ!

メインキャラクター

「栞と紙魚子シリーズ」段先生一家にハマるかどうかで面白さが全然違ってきますので、簡単にキャラの紹介をいたします。

・栞

一見普通のかわいい女子高生だが、生首を持ち帰ったり幽霊を虫取り網で捕まえたり「神経が何本か抜けている」と言われている。つい友人から面倒ごとを引き受けてしまうタチで、その都度怪異に遭遇する吸引体質。クトルーちゃんのベビーシッターやゼノ奥さんのペット(姿が見えない奇怪な生物)ジョンの散歩代行など、大概のトラブルを栞が引き込んでしまっている。そのため、哀れなことに怪異に対する順応力がUPしてきている。

・紙魚子

古書店「宇論堂」の娘・紙魚子(しみこ)は三つ編みおさげの眼鏡っ娘。「宇論堂」の店番を任されており、読書家で博識な上に珍本にも精通している。守銭奴の銭を本に変えるとしっくりくるほどの稀覯本マニア。稀少本のためなら栞や段先生をかませ犬に使うこともある。立ち読みする幽霊を軽くあしらうなどオカルト耐性が強い。

・段一知

ホラー作家・段一知(だん いっち=通称・段先生)がボロ借家に家族とともに引っ越してきたことで、胃の頭町の悪夢?が増殖してしまった……。(しかし、能天気な段一家は気にも止めていないようだ)遅筆なためいつも編集者に追い回されている。また、恐妻家の奥様に頭が上がらない。過去には魔道書がらみの事件を解決したり考古学や民俗学にも詳しい。

・段先生の奥さん

「段先生の奥さん」または「クトルーちゃんのお母さん」と呼ばれている。外国人なため、あれが何な奥様。常軌を逸するほど巨大な顔とウニョウニョとした胴体を持つが、全貌は不明。実は悪の魔道士によって召喚された太古の邪神・ベルゼブルブルの娘「プープービヨマンカ」を遠縁の叔母に持つ異世界の住人。彼女がもたらした(くっついてきた)謎の生物ムルムルなど、ただでさえおかしな胃の頭町をさらにオカルトたらしめている。

・クトルーちゃん

段先生と奥さんの一人娘・クトルーちゃんは瞳孔が開ききった大きな瞳にボサボサの髪の毛をした女の子。「テケリ・リ!」と叫びながらはしゃぐ活発な子だが、大きなリボンにレースのついたかわいらしい花柄のワンピースを着ているだけにホラーさが増すハメに……。首を伸ばしてハエを食べたり、あらゆる虫を食すため保育園から出禁を食らっている。

・菱田きとら

段先生を猛烈に愛し、妻の座を狙う女流詩人。密かに段先生の奥さんを亡き者にしようと企んでいる。胃の頭町で野生のムルムルを食料にしてホームレス生活を送りながら、段先生のストーカー日記を執筆中。前作「殺戮詩集」は恋人を殺し、死体を切り刻みながら「血だまりの詩」「脳漿飛び散る」「胆嚢を堪能」「腸でなわとび」などの詩を書き上げた。次第に化け物じみてきたきとらさんだが、本人は明るく前向きな女性だ……。

栞と紙魚子の生首事件

「生首事件」はなんともいえない独特なテンポで語られるストーリーだ。

ついうっかりバラバラ殺人事件の被害者の生首を家に持ち帰ってしまった栞が扱いに困って紙魚子に相談する話。

栞が「驚かないでね」と前振りをしているにも関わらず、あっさり生首の存在を受け入れる紙魚子。

普通の反応としては「警察に行こう」となるところだが、なんと紙魚子は次の日に「趣味と実用シリーズ 正しい生首の飼い方」という本を持って栞宅を訪れるのだ。

紙魚子の異様な感覚に驚かされるが、冷静に考えると生首を拾ってパパのアイスボックスにこっそり忍ばせる栞もどうかしている……。

第1作目とあってか、まだ諸星大二郎先生の筆力が連載に馴染んでいないため、栞の胴体が異様に太かったり紙魚子の眉毛のバランスが妙だったりストーリー以外でもつい笑わされてしまう。

ベビーシッターのアルバイトを引き受けた栞が段先生一家と出会う「クトルーちゃん」も大好きだ!

その他、「自殺館」「桜の花の満開の下」「ためらい坂」「殺人者の蔵書印」「ボリスの獲物」「それぞれの悪夢(ナイトメア)」「クトルーちゃん」「ヨグの逆襲」「ゲッコウカゲムシ」が収録されています。

栞と紙魚子と青い馬

「青い馬」は霧の濃い日に散歩に出かけた栞が胃の頭公園で見つけた青い馬を追いかけるうちに奇妙な商店街に迷い込んでしまう話。

強欲な福引おばさんの末路が恐ろしい……。

「青い馬」の中で一番面白かったのは何と言っても「おじいちゃんと遊ぼう」でしょう!

クトルーちゃんの母方のおじいちゃんが段先生の家に遊びにくる話。

とんでもないモノを胃の頭町に召喚してしまった段先生の奥様。交通費はかからないが、準備が大変。ちょっと大柄な方たちの来訪に空間を捻じ曲げて応対するも次元の異なるスケールに大災害を引き起こしてしまうが……。

ブラックな話が好みの方には「本を読む幽霊」がぴったり。

蔦屋敷のお嬢さまと呼ばれている鴻鳥友子さんから「陳氏菜経」を所望された紙魚子。「陳氏菜経」に隠された秘密とは?

その他、「雪の日の同窓会」「足跡追って」「黄昏の胃の頭公園」「空き地の家」「頸山のお化け鳥居」「ラビリンス」が収録されています。

栞と紙魚子 殺戮詩集

「殺戮詩集」菱田きとらが撲殺社のパーティーで詩人たちを割れたビールビンで病院送りにした凶行の最中、血まみれのきとらの隣でのん気にワンコソバを食べるという段先生に猛烈な恋心を抱いたきとらが愛の詩を朗読する話。

「きとらのストーカー日記」は段先生のストーカーと化したきとらが企む恐ろしいパーティーに招待された栞と紙魚子の話。

「ペットの散歩」はゼノ奥さんからペットのジョンの散歩を頼まれた栞と紙魚子が異界を旅する話。

「ゼノ奥さん」はなんと段先生の奥さんと知り合いだったゼノ奥さんのペット・ベティに連れ回される栞と紙魚子の話。

ジョンとベティのお散歩コースが幻想的な風景で、諸星大二郎先生ワールドに浸れる!

「栞と紙魚子 殺戮詩集」の中では「魔書アッカバッカ」が一番好きだ!

「宇論堂」に持ち込まれた「魔書アッカバッカ」を巡る騒動を描いた爆笑作。

暗黒の邪神を召喚するための「魔書アッカバッカ」を手にした段先生を追う魔道士たち。しかし、家には段先生の奥さんが……。

段先生の奥さんは体格的にあれが何なだけで家事が堪能で、日本に馴染んでいる。邪神のくせにふつーにお茶出しが板についているし、世界の崩壊を望む魔ロンガ師に対して「夕食のしたく」「主人に相談」というセールスを断る常套手段まで身につけている。

ズレたやりとりが笑える作品だ。

その他、「頸山の怪病院」「長い廊下」「頸山城妖姫録」が収録されています。

栞と紙魚子と夜の魚

「夜の魚」についてもっと詳しく知りたい方は ↓ 以下からどうぞ!

漫画オタクが「栞と紙魚子と夜の魚」を棺桶に入れてくれ!と願う理由

栞と紙魚子 何かが街にやって来る

「栞と紙魚子シリーズ」の中ではオカルトホラー色の強い作品。

表題作の「何かが街にやって来る」は胃の頭町を襲う恐るべき怪異が描かれた話。

町から犬猫やムルムルがいなくなり、代わりに奇妙な生き物たちが現れ始めるが、それらのもののけ達と繰り広げられる人間離れした胃の頭町の住人たちの激しいバトルに爆笑!

また、「烏賊井さんの逡巡」では段先生の担当編集者(ゲロゲロノベルズ)の・烏賊井(いかい)さんが「胃の頭七不思議」を取材する話も面白い!

その他、「犬魔の秘宝」「ゼノ奥さんのお茶」「井戸の中歌詠む魚」「魔術」が収録されています。

栞と紙魚子の百物語

栞によって唐突に始まる「百物語」。栞と紙魚子の世界で「百物語」なんか語り始めたらこうなるよなという間違いのない展開!

超自然の存在を呼び出すと言われている禁断の魔書「根暗なミカン」によって異界から召喚された段先生の奥さん。段先生との馴れ初めが語られるのだが、「世界を滅ぼす手伝いをしろとか言うので、私困ってしまいました」というのんびり屋さ加減が段先生とお似合いの夫婦だ。

プッ!「根暗なミカン」って……。表紙に描かれたミカンの根暗そうな顔といったらないよ!

また、弁財天様が活躍する「弁財天怒る!」も面白い!

その他、「妖怪司書」「栞と紙魚子物怪録」「モモタローの逆襲」「クダ騒動」「天気雨」が収録されています。

まとめ

諸星大二郎先生のファンに向かって石を投げたら、高確率でクトゥルフ神話好きに当たるでしょう……。「栞と紙魚子シリーズ」はクトゥルフ神話だけでなく妖怪やオカルトをパロっている話が多いため、元ネタを知っているとより笑えます。町名も井の頭が胃の頭となっていますし、パラレルワールドのような不思議な感覚が味わえる作品です。

そのため、諸星大二郎先生の代表作「妖怪ハンター」「西遊妖猿伝」に比べると門戸が広いと思います。ただ、初期作品は絵があれで何なもので、読まず嫌いされる方もいるかも……。

他の作品では味わえない奇妙な笑いに浸れる漫画!

新装版でも出版されています。


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