新年あけましておめでとうございます
さっそく、新春セールで諭吉先生が羽ばたいていきましたけれども、本年も面白い漫画を探してまとめ記事をUPしていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
今回は、戌年にちなんで犬漫画を厳選してご紹介いたします!
動物のお医者さん
やっぱり動物のお医者さんは外せない!
「動物のお医者さん」は、佐々木倫子先生によるカワイイコメディ漫画。全12巻、白泉社文庫版全8巻、愛蔵版全6巻。
動物のお医者さん あらすじ
高校生の西根公輝(通称ハムテル・キミテル)は近道をしようとH大獣医学部の解剖実習室横を通り抜けようとした時ハスキー犬の子犬と出会う。
H大獣医学部の教授である漆原から「君は将来獣医になる」と言われ、その子犬を託される。いや、押しつけられる……。
教授の予言通り、ハムテルはその後獣医を目指すことになるが……。
動物のお医者さん 感想
どうにも爺さん臭く、現実主義的な主人公・ハムテルの周りには、一緒に暮らす超マイペースな祖母のタカ、流されやすいタイプでネズミが死ぬほど嫌いなクセに獣医学部に進んだ親友・二階堂昭夫、ほぴっとんと同じく大の血液&細菌好きの菱沼聖子、アフリカ好きで常識はずれのトラブルメーカー「破壊の神様」である漆原教授など、恐ろしいほど個性的なメンバーが集っている。
特にこの漆原教授がとんでもないキャラクターで、「動物のお医者さん」は彼に振り回されハムテルたちが尻拭いをする話でもある。
また、登場する動物たちも人間に負けず劣らず個性派揃いで、ハムテルの飼い犬・チョビは顔はホラーだが温厚でお利口さんなハスキー犬。
西根家最強の生物・凶暴な雄鶏ヒヨ、タカの愛猫関西弁の三毛猫・ミケなど笑わせてくれる動物たちがいっぱい!
獣医学部での日常生活がメインの話ですが、個人的にはハムテルがブッチャーさんとともに犬ぞりレースに出る話が好きですね。
だってハスキー犬だらけですよ。
特にブッチャーさんの飼い犬のシーザーがかわいくて、いつも「オレはやるぜ オレはやるぜ」と吠えているハイテンションなシーザーと落ち着きのあるチョビがダブルリーダーでレースに挑んだシーンが大好きです。
漆原教授が借り物の犬を集めて犬ぞりレースに出るという無茶をやらかす場面もGood!
とにかくかわいくて笑える人気作です。
ほぴっとんも子供の頃「動物のお医者さん」の影響でどうしてもハスキー犬が飼いたくて、親におねだりしましたもん。
まあ、うちの場合はある日家に帰ったらシェットランド・シープドッグがいましたけどね……。
犬ならなんでも良い訳ではないんだけど、飼ってみたらシェルティー超カワイイから結果よかった。
「動物のお医者さん」はほぴっとんがばあさんになっても絶対に読み返す作品に認定しています。
ほぴっとんのコミックス版が劣化しすぎてヤバイ!愛蔵版に買い換えよう!
動物好きは絶対持っておくべき漫画!
星守る犬
犬つながりで、こちらもおすすめです。
星守る犬 あらすじ
山の中の林道の脇に放置されていた車の中から、死後1年以上経過した男性の遺体と側に寄り添うようにして死後3ヶ月の犬の死体が発見された。
飼い主である男性との日々を愛犬のハッピーが語り始め、時間差の謎が解き明かされていく……。
星守る犬 感想
「星守る犬」は病気で職を失い、家族とも心が離れてしまった孤独な中年男が犬と旅に出る話ですが、犬好きが読んだら泣きますよ。絶対。
我々世代の父親ってこういう残念な人多いですよね。仕事さえしていればあとはなんとでもなると思っている人。
家族って一度壊れると修復できない場合もあるのにね……。
失ってから大切なモノに気づく、どこにでもいる「おとうさん」は家族と仕事をなくし、住む場所さえ追われる。
悲劇的なストーリーかと思っていたら、意外とあたたかい話でした。
もちろん哀しい話ではありますが、おとうさんを一途に慕うハッピーの姿を見ると切なさよりも幸せな気持ちにさせてくれます。
小首をかしげるカワイイハッピーに疲れた心や体をほぐしてもらえる優しい漫画!
全2巻。「続・星守る犬」で完結しています。
まとめ+銀牙シリーズ
ほぴっとん、今年の新年一作目は「銀牙」と決めておりまして、本棚から掘り起こしてスタンバイさせていましたよ。
「銀牙」を読んでおけば、今年一年熱く過ごせるはず!