ファンタジー漫画なら「ハルタ」連載作が熱い!乙嫁語りなど9選・まとめ

面白いファンタジー漫画に出会いたいときに、ほぴっとんがまず押さえるのが奇妙な雑誌(?)「ハルタ(Harta)」で連載されている漫画だ!

単行本なのに雑誌形式という謎な扱いの「ハルタ」だが、かなり熱いラインナップ。

「乙嫁語り」「ダンジョン飯」だけではない!

続々と次に来そうな漫画を連載していますぞ♪

まずは、おそらく今後も順位不動かと思われる「ハルタ」作品TOP5からどうぞ!

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1 乙嫁語り

森薫先生の刺繍愛がつまった漫画。

19世紀後半の中央アジアを舞台に繰り広げられる「美しいお嫁さん」たちの日常。

これでもかというぐらいの緻密な描き込み……。

「乙嫁語り」を手に取ったら最後、泥沼のように引き込まれますぞ!

もはや刺繍職人・乙嫁語りで中央アジアのお嫁さんの日常を垣間見よう!

2 群青学舎

「群青学舎」は「ハルタ」作品ではないのですが、面白いから関係ねぇ!

「ハルタ」の前身雑誌である「コミックビーム」で連載されていましたから、ブチ込んでも差し支えないでしょう……。

「群青学舎」を読み返す率は「乙嫁語り」よりも多い。いや、全漫画の中で一番多いかも……?

崩壊寸前のほぴっとんの本棚のエース!

ファンタジー好きなら、間違いなくハマるハズだ……。

「群青学舎」大のファンタジー好きがおすすめする珠玉の読切連作集!

★ 乱と灰色の世界

「群青学舎」と同じく、入江亜季先生の「乱と灰色の世界」も素晴らしい!全7巻。

地方都市・灰町に住む魔法使いの一家「漆間家」。

鴉族の筆頭である父・と最強の魔女・を母にもつ漆間 乱は、普通の人間として小学校に通っているが、大人用のスニーカーを履くとグラマラスな大人の女性に変身できる魔法が使える。

そんな中、 乱は灰町の御曹司・凰太郎と大人の姿で出会ってアプローチされるが……。

どうも、秘めた魔力が大きすぎて魔法をコントロールできない乱。

なんだか、人間の社会にも馴染めないし早く大人になりたいと願うも、過保護な兄・陣(狼男)に変身を禁じられる始末……。

そんな乱が恋に落ちたのは傍目に見ても危険極まりない毒々しい男・凰太郎。

そして、初めて乱の理解者となってくれた同級生・日比誠とのなんとも奇妙な三角関係にホワホワさせられる。

「乱と灰色の世界」は、ラブだけではなく乱が引き起こすトラブルや魔法の修行、灰町に迫る脅威も描かれていて引きが強い!

クライマックスがなんだか泣けた……。涙が出る話ではないのかもしれないのですが、そんなに急いで大人にならなくてもいいのよ〜って……。

あと、サブキャラクターが秀逸♪

やんちゃな母ちゃんと父の馴れ初め話とか、ワイルドすぎる兄・陣の嫁取り話など、独創的な魔法の世界を満喫できる。

「乱と灰色の世界」は、最初から最後まで楽しんで読める漫画だ!

3 ふしぎの国のバード

イギリス人の女性冒険家・イザベラ・バードが、通訳兼ガイドの日本人・伊藤鶴吉とともに未開の奥地である蝦夷ヶ島を目指す話。

淑女を気取っているバードさんと職業経験豊富な鶴吉との掛け合いが面白い!

ふしぎの国のバード イギリス人冒険家が記した江戸の終焉を漫画で読む

4 ダンジョン飯

モンスターを食す機会を伺っていたサイコパス・ライオスを主人公に、RPGでおなじみのモンスターを食って食いまくる。

斬新な設定に抱腹絶倒!

グルメファンタジー漫画 【ダンジョン飯】 あらすじと感想!

5 碧いホルスの瞳 -男装の女王の物語-

女が権力を持てない時代に女王となった実在の人物・ハトシェプストの生涯を描いた漫画。

エジプト好きのほぴっとんにはたまらん展開。気になる古代エジプトの婚姻制度についても語ってます。

男装の女王の物語「碧いホルスの瞳」を読んでみた!

ストラヴァガンツァ

「ストラヴァガンツァ 〜異彩の姫〜」は、冨明仁先生による尻推し漫画。

正統派ファンタジーの世界観に鉄仮面の女王むちむちのエロを持ってまいりました!

平和な王国・オーロリアを統治する女王・ビビアンは、常時フルフェイスの鉄仮面を身につけている。

そのため、国民はおろか城内の者(側近を除く)も彼女の素顔を知らないのだ。

それを巧みに有効活用。仮面を外したビビアンは一市民クラリアとしてこっそり城を抜け出すが……。

バカ殿しかり、お忍びで市民の生活を覗き見して政治に生かす王様というのは、わりかしどの世界でもありがちな設定。

しかし、「ストラヴァガンツァ」は麗しいビビアン様に無骨な鉄仮面をまとわせています。

仮面をとったらすごいのよ♪を地でいく美少女クラリアは、お供もつけずに1人で森を散策。

そんな中、ウンバなる凶暴な白猿に襲われるクラリア。(ほぴっとんはウンバを将軍と呼んでいます。by銀牙伝説WEED)

どうやら、王国はウンバの脅威にさられれている模様……。

「ストラヴァガンツァ」は、王宮で過ごすビビアンの日常とウンバの襲来から国を守るバトル的展開がうまい具合にmixされていてテンポが良い。

珍妙なエロとスプラッタなバトル……。好きだ!この世界観♪

↑ そうエロ描写が多いわけではないのよ。チラ見せ程度で、直情的なのはないし……。だが、クラリアの太ももをエロという言葉以外で表現できん。

ほぴっとん乙女だから冨明仁先生の巨乳・巨尻推しをどう受け止めてよいものか?毎度のことながら困惑……。

しかし、民やお供たちから好かれる女王って素敵。顔隠して尻隠さず……。

様々な種族が入り乱れての群像劇が魅力な漫画。

エロかっこいいファンタジーが読みたいなら「ストラヴァガンツァ」をおすすめ!

ビビアンの鉄仮面に表情があるところにも注目だ!

「ストラヴァガンツァ~異彩の姫~外伝」も連載中。

ハクメイとミコチ

「ハクメイとミコチ」は、樫木祐人先生による身長9センチのこびと・ハクメイとミコチが暮らす森の日常を描いた漫画。

不思議な深い森が舞台なのに、日常系ファンタジーという独創的な設定で、とにかくかわいいの一言!

正直、キャラクターの絵柄がほぴっとんの好みではなくて、ストーリーもあってないような展開。

ただ、絵が異様にうまい!思わず見惚れるほどですぞ♪

こびと目線で描かれている世界観が細やかでねぇ……。本当にハクメイとミコチの毎日の生活を描いているだけなのに、そのリアルさにどっぷり引き込まれてしまう。

さらに、ご飯がめっちゃ美味しそう!

もはやグルメ漫画と言っても差し支えないレベルだ。

「ハクメイとミコチ」を読んで嫌な気分になる方はいないでしょうね。

人気作なのも納得の仕上がりです。優しい世界に包まれたい時や、ホルモンバランスを乱してイライラしている大人女子におすすめ♪

ジゼル・アラン

「ジゼル・アラン」は、笠井スイ先生による歴史ドラマ漫画

20世紀初頭のヨーロッパ(多分イギリス)を舞台に、お嬢様育ちの少女ジゼル・アランがアパートの管理人をしつつ、何でも屋さんを開業する話。

ジゼルは年の割には博識な子ですが、いかんせん世間知らずで無鉄砲。

そこで、家賃滞納をタテに小説家志望の青年・エリックを助手にして、アパートの住人やご近所の小さなトラブルを解決していきます。

「ジゼル・アラン」は、ついうっかり持って帰っちゃうジャケ。雰囲気は抜群ですぞ♪

ただ、ストーリーの起伏は乏しい……。

ハードボイルドとは無縁の設定。まったりとヨーロッパ的世界観を堪能する漫画です。

ほぴっとんは常日頃、血生臭いヨーロッパの歴史漫画ばかり嗜んでいますから、たまに「ジゼル・アラン」で目を洗わないと腐ってしまう……。(頭がね、病むから…)

まとめ

ファンタジー漫画が好きな方には「ハルタ」の世界観は鉄板だと思う。

設定を頭に入れなくても、ページをめくるだけで異世界にワープできる♪(←ここが「ハルタ」の恐ろしいところですぞ!)

「ハルタ」は、新人漫画家さんの発掘に長けているだけに、新たな才能に出会える喜びをくれますし、押さえておいて損はしない漫画ばかりです。