お姫様が主人公のおすすめ王宮ファンタジー漫画14選・まとめ

女性向けのファンタジーにおける鉄板の職業といえば(王女)でしょう!

王宮なんて魔の巣窟でありますから、健気に奮闘する姫から国を取り戻す覚悟を背負った気概のある姫まで色々とご紹介いたします。

頑張るお姫様が主人公の漫画ほぴっとんがまとめました。

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暁のヨナ

いきなり王宮を追い出されちゃったけれども、頑張るお姫様といえばヨナたんでしょう……。

逆ハーレムの旅とか萌えツボを押しまくりの漫画!

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亡国の大河ファンタジーロマン・暁のヨナ 四の五の言うな。読んでおけ!

女王の花

こちらも国を追い出されちゃった姫。聡明な姫が好みの方は絶対にハマる!女子が軍を率いる妄想がしたいならおすすめだ!

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女王の花+二の姫の物語の感想!おすすめのラブファンタジー漫画

黎明のアルカナ

赤髪の姫が和平のために敵国に嫁ぐ話。乱暴なのにちょっと優しい旦那、異能力、亜人。このワードにグッとくるなら間違いのない漫画!

「金の国 水の国」にて「黎明のアルカナ」のあらすじを詳しく紹介しています。

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【金の国 水の国】 中東風ラブファンタジー漫画の世界にワープ!

赤髪の白雪姫

赤髪つながりでご紹介。赤髪の白雪姫はそのうち姫になるだろうし……。

生まれつき美しい赤い髪を持つ白雪。珍しい赤髪を悪名高い自国のバカ王子・ラジに気に入られ愛妾にされかかったので国を出ることに。そこで、隣国・クラリネス王国の第2王子・ゼンに助けられて2人は絆を深めていくが……。

その後、宮廷薬剤師となってクラリネス王国に居を構える白雪は行動力があり自力で頑張る派。

グリム童話の初版本を愛するほぴっとんとしては、この話白雪姫にする必要あったか?と受け入れがたい思いにかられましたよ。雪のように白い肌、血のように赤い唇、黒檀ように黒い髪(瞳)ゆえに「白雪姫」と命名されたのであって、しかも絶世の美女設定ですぞ。白雪姫は……。

大変申し訳ないが、赤髪の白雪は普通に庶民的お顔立ちなうえに身分も庶民だよ。

「うん。これは白雪姫ではあ・り・ま・せ・ん」除外認定するとあらびっくり、1巻であんなにモタついたのにスラスラ読めるし面白いじゃないか!

恋心を抱きつつも友人関係を続ける2人から目が離せない……。

ラブ全面押しではないし、あっさりした絵柄のため胃にもたれない漫画!

「黎明のアルカナ」よりも「それでも世界は美しい」のような話が好みの方のほうがより楽しめる。

それでも世界は美しい

悪名高き太陽王に嫁いだアメフラシの姫の奮闘記。主人公は元気な方がいいならおすすめ。

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それでも世界は美しい 祝!アメフラシの姫が太陽王にお嫁入り!

忘却の首と姫

首チョンパ状態の王に嫁いだかわいらしい姫・リリアの微笑ましいお話。

弱小国・トリティアから首なし王・レイフォードが治める大国・ヴァンフォーリエに嫁いだリリアが本当に王様を愛していくという鉄板のストーリー。

リリアは「政略結婚」でヴァンフォーリエに迎えられますが、世継ぎの男児が生まれない中誕生した3番目の王女ということで故国では「いらない王女」扱いされていたため控えめな性格。

レイフォードは3662回も見合いに失敗して首なしにひるまなかったのんびり屋のリリアとめでたく結婚するワケですが、最初からほぴっとんの所に話を持ってきてさえくれればヘラヘラしてついて行ったのに……。

首がないだけでまともな王だよレイフォードは。

リリアのことを甘やかしすぎだが、超年の差カップルということで(リリア15歳、レイフォード160歳)かわいくて仕方がないのだろうな。伝わってきますよ。

惣司ろう先生がお亡くなりになられたため残念ながら未完の漫画。

王国の子

男女入れ替わりの影武者なんて期間が限られているよ。頑張れ!

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王国の子 びっけ|王女の影武者となった少年・ロバートの運命は?

王女の条件

「王国の子」が好きなら間違いなく「王女の条件」も好みのはず……。

こちらもドロドロとした王国モノ。女系国家・ブラガンサ王国を舞台とした姉妹の愛憎劇。

女王の崩御により3年後の新王選出に向け、王位継承権候補である2人の王女が先にどちらが女児を産むかが勝負。

「お兄様もこの国も私のもの」ジャイアニズム全開の姉・エストレーラ(16歳)。

愛に生きることを決めた天真爛漫な妹・ルア(14歳)。

新女王の覇権争いが激しさを増す中、タイプの違う姉と妹を手玉にとる従兄・アフォンソ

この3人を軸にストーリーが展開します。

したたかそうに見えて爪が甘い姉……。全部自分が正しいと思っているのよ長女は……。だから泣くハメになるの!

無邪気を装ってゲスなことをサラっとする妹……。じゃリン子のくせしてやることやってるから!責任とれんなら考えなしに行動すんなや!

姉にも妹にも共感できない話だが、個人個人が自らの欲望に素直なところがねじれを生んでいて面白い。

どちらが先に女の子を産むか?という話なので「愛憎」がテーマだと思いますが、性的な部分でドロドロとせずフワーっと流す感じの不思議な雰囲気の漫画。

もっと焦点当ててもいいんじゃないか?とも感じますが、これはこれで世界観にあっています。

簡潔明瞭に「子作り」とテーマが決まっているので、父親が誰になるかで国の命運が別れるところがポイントでしょう。

続きが気になるわ〜!

パレス・メイヂ

エッセイだけじゃない。ファンタジーを描かせても久世番子先生はうまかった……。

「パレス・メイヂ」は、放蕩三昧の残念な兄のせいで没落貴族となった御園公頼(14歳)が、家計の足しにと帝の暮らす宮殿「パレス・メイヂ」に出仕する話。

「パレス・メイヂ」には昔ながらのしきたりがあって、鶏の杉戸を境に表と奥の御座所があり、男子禁制の奥御座所を行き来できるのは陛下と侍従職出仕だけ。(侍従職はじゃリン子なので、男とは見なされないのだ)

侍従職として公頼がお仕えするのは、時の今上陛下・明慈帝の第一皇女・彰子様

幼い弟が成人するまでの間、女帝として即位された彰子様は、なんと男装の麗人。

長い黒髪をなびかせ軍服姿で壮麗な「パレス・メイヂ」を闊歩する彰子様の麗しさときたら……。萌え〜♪

凛々しくも時折無邪気なかわいらしさのある彰子様に、ほぴっとんだけではなく公頼もソッコーフォーリンラブでしたからね。かっこいいわ、彰子様。

しかし、 彰子様は籠の中の鳥状態で、自由がない。

そんな彰子様のために、公頼は居心地の好い籠になろうと誓うが……。

少女帝と少年侍従の身分違いの淡い恋とか、もうたまらん……。

彰子様をお姫様のくくりに入れてよいものか迷いましたが、明治をモデルにした架空国家が舞台なのでいいかな?と思いまして。

鉄板の宮廷ライフが綿密に描かれているので、男性でも楽しめる漫画だ!

とりかえ・ばや

大御所・さいとうちほ先生による平安時代に書かれた「とりかへばや物語」を漫画化した作品。

平安時代に権大納言藤原丸光の2人の妻が、同じ日に男女の子を産むが「沙羅双樹の姫君」は活発に「睡蓮の若君」は内気な子に育っていた。

男らしい姫君と女らしい若君ならいっそとりかえちゃおうぜ!と実践してしまった話。

「とりかへばや物語」のドロぐじゃな結末を知っているだけにハラハラがおさまらない……。

普通に性別をあべこべにしなければ問題のない部分でつまづくから余計に手に汗握る。

これをさいとうちほ先生が美麗な絵で平安の宮廷絵巻を描くのだから、もう読むしかないでしょ!

やけに艶っぽい帝と絢爛な衣装・背景に引き込まれてしまうこと間違いなし。

「とりかえ・ばや」は一気読み必至の漫画!

彩雲国物語

名家に生まれるも貧乏な姫が金目当てに後宮に入るのは一瞬!見逃してはならぬ……。

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中華風ファンタジー漫画・彩雲国物語の紅黎深にハマってしまった!

狼陛下の花嫁

彩雲国物語とほぼほぼ同じ設定の漫画。

高賃金で割りのいい仕事があると聞いて王宮にやってきた下級役人の娘・夕鈴が冷酷非道と恐れられる「狼陛下」珀黎翔の花嫁役を勤めることになる話。

陰謀渦巻く王宮で、所帯染みた臨時花嫁・夕鈴が狼のふりをした子犬の陛下を「好きになっちゃダメ」と戒めながらも思いを募らせるという間違いのない展開……。

また、狼陛下の側近で上司である李順がいい味を出している。アルバイト賃金を査定する李順と夕鈴の掛け合いが一番楽しい。女子力が高すぎる李順の無駄スキルの数々と、もはや姑と化したいちゃもんつけが魅力の漫画。

しかし、素直でかわいく頑張り屋。質素倹約で夫を支える面白い妻とか、ほぴっとんが夕鈴を妻にしたいぐらいだけど、婚期を逃した女がホルモンバランス乱した時に読むと目に刺さる……。

後宮デイズ~七星国物語~

両親を殺され兄と生き別れになった翡翠は旅の一座に拾われ男装の芸人として人気を得ていた。ある日、七星国の皇都で芸をすることになった翡翠は皇帝の目に留まり後宮に入ることになるが、皇帝陛下は兄とそっくりで……。

彩雲国物語で中華風後宮ロマンスにハマってしまって、この手のテーマはつい読んでしまうのだ。

「兄ちゃんなのか?兄ちゃんだろ……。」というベタな展開がむしろありがたい。

帝の至宝

ついでに主人公は姫じゃないけれど王宮ロリコンファンタジー漫画をご紹介。

コソ泥の主人公・香蘭は18歳なのだがじゃリン子にしか見えない。盗み目的で忍び込んだ王宮で追われている青年・志季に出会いますが、実は彼は第一王子だったという……。

まあ、悪意のかけらもない漫画。脳内をハッピーハッピー、うかれぽんチキにしたい時に読み返す。頑張り屋とのんびり屋が国を改革するゆるふわな展開は良いとして、香蘭のビジュアルが受け付けん。童(わらし)じゃないか?

でもそこが「帝の至宝」の魅力ですよね。わかっておりますとも。ちょこんとしている香蘭と志季の絡みに萌えるべきです。ほぴっとんが悪うございます。

まとめ

「花とゆめ」が多いな……。

まあ、「花とゆめ」のラブファンタジーはハズレがないですよ。ピンポイントにターゲットを打ち抜きますからね。

昨今はお姫様でさえ頑張る時代です。そんなお姫様に涙したり元気をもらったり……。ほぴっとんも忙しいわ!

歴史系のお姫様はいずれ追記いたします。