灼熱カバディ|ギャグ認定スポーツと侮るなかれ!激アツなあらすじと感想

「灼熱カバディ」は、裏少年サンデーで大人気の武蔵野創先生によるカバディ漫画

何ですか? カバディって??

あれ?「走る格闘技」カバディをご存知ないとか……?

ギャグ認定スポーツと侮るなかれ!(←思ってたけど…)

想定外の激しさにうっかりハマる漫画ですぞ!

またしても熱い漫画に出会ってしまった……。

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あらすじ

スポーツが嫌いな宵越竜也は高校に入学したのを機に、スポーツとは縁遠い生活を送っていた。
しかし、カバディ部の強引な勧誘にあい、小馬鹿にしつつ見学に行くと、そこでは格闘技のような激しい球技が行われていて……。

灼熱カバディの魅力

ストーリー展開

もう汗臭い環境でスポーツ馬鹿と馴れ合うのはゴメンだと、ミコミコ生放送の生主生活を満喫していた宵越竜也

しかし、「不倒の宵越」との通り名で知られる有名サッカー少年であった宵越は、サッカー部の先輩からしつこく勧誘を受けるのだ。

無下に先輩の誘いを断り、生主として降臨する宵越。

そんな中、畦道相馬と名乗るハゲチャビンが突然 寮の部屋に押し入って来て、カバディ部の勧誘を始める。

宵越は追い返そうとするも、畦道は粘着質に見学だけでもと迫ってくる……。

早々にお引き取り願わねば、生放送が再開できない。

不本意だが、帰る気がない畦道を相手にしてもラチがあかぬ……。

ここは、先輩とやらとサシで話をつけたほうが厄介払いできると、体育館に見学に行くことにした。

そこで、宵越が見たものとは……?

やたらとガタイの良い先輩たち……。

そう、カバディとは道具を使わないスポーツ。
自分と仲間の肉体だけで勝負する熱いスポーツなのだ!

走りのスペシャリストを探していたカバディ部・副部長の井浦は、接触の多いサッカーでも転倒しない宵越に目をつけていた。

半強制的に連れてこられただけで、入部はしないと宣言し、帰ろうとする宵越。

そこに背後から「生放送ってそんな忙しいんだ?」との声が……。

おそるべし!井浦は、宵越が密かに楽しんでいた生放送の情報を掴み、暗に脅しをかけてきた。

「今日だけでも見学してってくれないかな?」

井浦の悪魔の微笑みに落ちた宵越は、カバディの実践練習に参加するが……。

カバディのルール

カバディの詳しいルールは作中で堪能してもらうとして、とにかく「カバディ カバディ」と連呼しながら鬼ごっこするスポーツだと認識しておけば良い……。

これ、実際にやってみると、めっちゃしんどい。

息継ぎなしで追いかけっこするのですよ。

身体のどこでもいいのでタッチして自陣に戻れたら得点になる。(敵の陣地にいる間は「カバディ」を連呼)

7人でプレーするには思ったよりも陣地が狭いので、激しいタックルにあうことも……。

「鬼ごっこ」なら足の早い人が有利じゃないか?と思うのですが、スピードだけではなくパワーリーチの長さ頭脳戦・チームの連携など、かなり戦略が重要視されるスポーツだと感じました。

キャラが個性を生かした戦法をとるところあたり、「アイシールド21」っぽくて非常に面白くて熱いスポーツだ!

灼熱カバディ 感想

「灼熱カバディ」は、マイナーなスポーツを題材にしつつも、王道的なストーリー展開に惹きつけられる!

「嫌よ嫌よ」と言いつつ、負けず嫌いな宵越がカバディの面白さにはまって行くところが良い。

勝負なら常に最善を尽くすのが普通

それについてきてくれるチームメイトに恵まれなかった宵越だが、畦道という熱血バカに出会ったことで、今までにない感覚を経験。

また、接触が嫌で不倒を貫いてきた宵越に、守備同士が手を握るシステムを持つカバディをぶつけるなんて萌える……。

頭がキレる井浦をはじめパワー型の伊達やリーチの長い水澄など、(性格的にも)個性的な先輩にしごかれて成長していく宵越を見守ろう……。

まとめ

人気なのも納得!「灼熱カバディ」は、面白い!

カバディのルールなんて大抵の人は知らないから、宵越と一緒にカバディ道を歩んでいける。

宵越が「あっ!」となった時に、我々もカバディというスポーツの奥深さに気づけますしね……。

誰しもが知るメジャーなスポーツ漫画とは違った楽しみ方ができるので、美味しい漫画だ!

「アイシールド21」が好きな方は、押さえておくべきですぞ!