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辺獄のシュヴェスタ|修道院暗黒活劇!魔女の娘・エラの苛烈な復讐劇


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「辺獄のシュヴェスタ」竹良実先生の漫画。魔女裁判で母親を殺された少女の復讐劇。しかも「魔女狩り」を免れた子どもの孤独な戦いの舞台が修道院って……。

プッ!こんなに良い意味で失笑が漏れることなど、かつて漫画を読んであったでしょうか?竹良実先生の初連載作品とあって気合がみなぎっております!

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あらすじ

16世紀、神聖ローマ帝国。育ての母親を魔女狩りで奪われ天涯孤独となった少女・エラは「魔女の子供達」を集めた女子修道院に収容された。エラは魔女狩りを指揮し絶大な権力を持つクラウストルム修道会の総長・エーデルガルトに復讐を誓うが……。

辺獄のシュヴェスタの魅力

「鋼鉄の処女」聖母の姿をした、中世の拷問具。

内部には釘が仕込まれ、閉じ込められた人間を刺し殺す。

しかしながら現存するのは19世紀に伝承を元に作られたレプリカのみ。

慈愛の顔と暴虐の体を持つ乙女。

「鋼鉄の処女」は実在したのか?

これは、彼女をめぐる物語。

竹良実 小学館 辺獄のシュヴェスタ 1巻より引用

のっけからこんなものを読まされては、期待が高まりすぎてめまいがしてしまいましたよ。

アイアンメイデンがテーマとあらば読んでおかねばならぬ……。

ストーリ展開

1542年、重税と不作に苦しむザールブルク近郊の村(現ドイツ南西部)で育った少女・エラは貧しさのため親に売られるが、機転を利かせて逃亡を図る。

心優しいアンゲーリカによって助けられたエラは彼女を母として慕うようになる。

その後、クラウストルム修道会の異端審問官・ヴィルケから魔女の疑いをかけられるアンゲーリカ。

エラはアンゲーリカを救おうと奔走するも総長・エーデルガルトに阻止され、アンゲーリカは絞首刑のうえに火刑に処された。

そして、エラは「魔女の子供達」を集めた女子修道院「分水嶺の城」に収容され、修練女として3年間過ごすこととなる。

復讐の奴隷となったエラはエーデルガルトに近づくために他者を欺き、3年後の誓願式に向けて孤独な戦いを始める……。

面白いポイント

薬物を使って洗脳する修道院での日常生活が恐ろしい!

「清貧 貞潔 従順」をモットーとする修道会だが、ここにいる少女たちは魔女の子ですからね、容赦などはいたしません。底辺の扱いですよ。

そんな中で、とにかく主人公のエラがかっこいい!

「辺獄のシュヴェスタ」の一番の魅力は、身分不相応な頭のキレを持ったエラが、逆境を不屈の精神で乗り切る姿だ。

絵から立ち昇る怒りの熱量が凄まじい。ジャケからも目力の強さを感じますね。

絶対悪としてエラの前に立ちはだかる涼しげな顔をした猛者・エーデルガルトもいい。

正しい信仰を守ることを建前に教会の不都合を隠蔽するために行われたアンゲーリカの処刑。

本当のところ一番恐ろしいのは信仰の奴隷となって、考えることをシャットダウンしているヴィルケのようなやつなのだが……。

祈る者は目を閉じる。

しかしその時、考える者は目を開いているのだ。

竹良実 小学館 辺獄のシュヴェスタ 2巻より引用

このセリフがほぴっとんのハートを鷲掴みにしましたよ。

「辺獄のシュヴェスタ」はちょっとしんどい話なので、体調が悪い時(ほぴっとんは年に360日体調不良)に読みたくないのですが、このセリフのために頑張っています。

首チョンパや火あぶりシーンもあるため苦手な方もいらっしゃるかと思いますが、とりあえずここ(2巻)までファイト!

辺獄のシュヴェスタの世界を知ろう!

ほぴっとんによる歴史解説。これを読むと面白さ倍増!

神聖ローマ帝国とは

神聖ローマ帝国は962年〜1806年という長きにわたってヨーロッパ全土を支配した帝国だ。ローマと冠されているのでイタリア系かと思いきやドイツ系の諸侯が寄り集まって成立している。

(ローマを除く)←なに?このローマを除くって?

もともと神聖ローマ帝国は教皇と皇帝を柱とする神聖政体の体裁をとっておりまして、教皇領保持の見返りにローマ教皇から皇帝の帝冠をいただいたドイツ王・オットー1世が建国した国家。

「辺獄のシュヴェスタ」の舞台となる16世紀といえば、ドイツでマルティン・ルターによる宗教改革がはじまった頃。

「免罪符!免罪符!」(罪を金で清算できるありがたいお札)

教会は信仰を逆手にとって腐敗の極み状態。

金の亡者と化し堕落しきった教会に庶民もイラついている頃ですよ。

結果、プロテスタントなる宗派を生み、のちの三十年戦争に繋がるワケです。

「辺獄のシュヴェスタ」の社会的背景には教皇による絶対的な権威と、それに基づいたキリスト教の教義こそが正義であるという価値観に支配されている世界なのだ。

鋼鉄の処女とは

アイアンメイデンの名称の方が知られていますかね?通常は「鉄の処女」と呼ばれています。

ギロチンと並んでメジャーなアイテムですな。

ギロチンが完璧なる処刑具であることに対して、鋼鉄の処女は完璧なる拷問具。

ワニやサメが太古からその姿を進化させないのは完成しているから。鋼鉄の処女からも同じ匂いを感じますね。

聖母マリアをかたどった観音開きの鉄人形の内部に人間を入れると、あらびっくり串刺しになるという寸法だ。即死しないように針の長さを変えたり、悲鳴も外に漏らさせないなど人体の構造に基づいて設計された恐るべき拷問具。

「辺獄のシュヴェスタ」ではキーパーソン?として用いられています。

すいませんね。張り切りすぎて……。

ほぴっとんは「世界の魔女狩り」をテーマに卒論を描こうとこじらせたことがありまして、「辺獄のシュヴェスタ」は非常に興味深いストーリーなのです。

確かに「魔女狩り」は一般的にも周知されていますが、それによって母親を失った子供達の存在を失念しておりました。

竹良実先生の目の付け所に感服……。

まとめ

「辺獄のシュヴェスタ」は神聖ローマ帝国を舞台としていますが、史実に忠実な歴史モノというよりはダークファンタジー漫画ですね。

神聖ローマ帝国をモチーフとした修道院の生活+復讐がメインテーマ。

それに加えてアイアンメイデンの謎に迫るという、世界史好きにはたまらん漫画。

また、鬱憤が溜まっている時はエラにスカッとさせてもらえる漫画だ。


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