婚期を逃しても、ジャンプはやめられぬ……。
「友情」「努力」「勝利」の三本柱を軸に展開する王道的なストーリーと斬新なバトル!
いつ読んでも、どこのどなたが読んでも面白い……。
そんな中から、ジャンプを愛する漫画馬鹿ほぴっとんが殿堂入り認定漫画を勝手にランキングしてみました。
Contents
HUNTER×HUNTER
「HUNTER×HUNTER」は、死んだと聞かされていた父親が実は優秀なハンターとして生きていることを知り、自分もハンターになることを決意したゴンが、ハンター試験を受けるためにくじら島を旅立ち、同じくハンターを志すクラピカ、レオリオ、キルアとともに過酷な試験に挑む話。
純粋で真っ直ぐ、明るい少年・ゴンが主人公なのに、なんとも言えぬダークテイスト満載な漫画……。
多分ゴンのライバル・ヒソカのせいなんだけど……。
冨樫義博先生の卓越したアイデア力と吸引力が凄まじすぎて、もはや槍ヶ岳を縦走している気分。
キメラ=アント編がピークだろうと思いきや、ここにきて暗黒大陸編がスタート!
「殺意を伝染させる魔物 双尾の蛇 ヘルベル」など、暗黒大陸・五大厄災の説明の下りだけで勝利を確信。
もう、一生ついていく!
数あるジャンプの名作漫画の中でも、「HUNTER×HUNTER」がNo.1に面白いと断言できる漫画だ!
幽☆遊☆白書
「幽☆遊☆白書」は、ほぴっとんを漫画馬鹿にJobチェンジさせてしまった恐るべし漫画。
面白さは折り紙つき!
人生を変えられてしまった傑作漫画7選! その①・幽☆遊☆白書
NARUTO
「NARUTOーナルトー」は落ちこぼれ忍者のナルトが火影になることを目指して奮闘する話。
ナルトは多くの犠牲者を出した九尾の狐の器となったことで里の連中から村八分状態。
一方、ライバルのサスケも兄の凶行によって天涯孤独となり闇を深めていく。
そんな2人がカカシの元で切磋琢磨していくのだが、より強さを求めてサスケが里を抜けて兄・イタチへの復讐へとはしる……。
望まれもしないのにサスケを追うナルト。
そんなナルトの周りにはいつしか大勢の仲間ができ、信頼を寄せられるようになるのだ。
ナルトとサスケの最後の戦いは、漫画史に残る衝撃のラストシーンとも言える「デビルマン」に匹敵する静謐さがありました。
初志貫徹してブレない忍道を貫いてくれたナルトには「ありがとう」という感謝の気持ちしかない……。
全72巻。
BORUTO
「BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-」は、七代目火影となったナルトとヒナタの息子・うずまきボルトが、「オレの物語」を模索する話。
やはり、「NARUTO」の物語の続きが子供たちの世代によって引き継がれていくという、ただその一点でもう泣ける漫画だ。
初読では絵の違和感が甚だしかったが、作画を担当されている池本幹雄先生は長年、岸本先生のアシスタントをされていたので、すぐに馴染んだ。
1巻の段階では、ややのペーっとした表情と動きのなさが今後の課題かな?と上から目線で思っていたのですが、さすが3巻のあたりで修正かけてきてます……。
ナルト愛が強すぎるほぴっとんをホルホルさせるとは、やりおるな池本先生!
「ONE PIECE」は、海賊王を夢見る少年・ルフィが仲間を集めながら「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を目指して冒険をする話。
説明不要。日本一売れている漫画。
「ONE PIECE」は泣ける漫画としても知られていて、ほぴっとんはロビンが真の仲間となった「エニエス・ロビー編」で一番泣いた……。
ほぴっとんが一度手放して、再度揃え直した唯一の漫画でもある。(福耳まつげ男・エネル編にて…)
「ONE PIECE」はね、新章に突入した時、いつもポカンとさせられるのよ。
なのに、通して読み返すと、なぜこんなに面白いのか?わからんほど本当に面白い!
尾田栄一郎先生の構成力が神であることに震える……。
「ONE PIECE」は、何度も読み返すことで新たな発見が生まれる完成度の高さが何よりの魅力だ!
銀魂
「銀魂」は、宇宙からやってきた「天人(あまんど)」によって開国させたれた江戸時代を舞台に、万事屋を営む青年・坂田銀時が度重なる悲劇(ギャグ)に襲われる話。
主にギャグパートとシリアスバトルパートに分かれる「銀魂」だが、やはりほぴっとんは空知英秋先生の真骨頂は「ギャグにこそあり」だと思う。
面白い話をあげるとキリがないので控えるが、一番面白いのは空知英秋先生自身だ!
「漫画家なんだから漫画を評してやれ!」と思われるだろう。
しかし、訓と訓の間に挟まれている筆ペンで殴り書きしたあとがき?だけを読み返す日があるほど笑えるからだ。
ここまで、ドSのコントロールに長けた笑いを生み出せる漫画家を知りませんよ。
オバさんの腹筋をここまで痛めつけるとは、空知先生は天才だ!
ドラゴンボール
「ドラゴンボール」は、野生児の孫悟空と都会からやってきたブルマが出会い、7つ集めれば願いが叶うというドラゴンボールを手に入れるために冒険をする話。
ジャンプの黄金時代を支えた「ドラゴンボール」は、ほぴっとんと同世代の人たちにとってはバイブル的漫画だ!
「ドラゴンボール」ほど、毎週の発売日を心待ちにした漫画はない……。
悟空の子供時代は純粋にドラゴンボール探しの旅だったが、天下一武道会あたりからバトルがメインの展開に……。
しかし、かつての強敵が仲間になっていくおきまりの展開と、スケールが宇宙にまで広がったバトルに釘付けで、次に悟空がどんな敵と戦うのか?妄想するだけでご飯が食べれた。
ハイパーインフレしたバトルがマンネリとも言われていたが、「ドラゴンボール」に魔人ブウがいなかったら、寂しいでしょう。
今なお、アニメが大人気ってすごすぎる!
全42巻 完全版・ 全34巻。
聖闘士星矢
「聖闘士星矢」は、この世に邪悪がはびこるとき、必ずや現れるという希望の闘士・聖闘士(セイント)の戦いを描いた、ギリシア神話をモチーフとした話。
むやみやたら小宇宙(コスモ)と叫んでみたり、セブンセンシズに目覚めるため、マジで危険な橋(腐りかけの丸太)を渡ったりと、「聖闘士星矢」は子どものハートを鷲掴みにした漫画だが、大人になって読み返すと、ツッコミどころ満載だ。
聖闘士に同じ技は2度通じぬはずだが、必殺技が1個か2個しかないという不思議にはじまり、ピンチになると天馬星座(ペガサス)の星矢が射手座(サジタリアス)のアイオロスの聖衣(クロス)を纏うなどちょいちょい破綻しているのだが、そこは車田先生の異様な情熱にかき消され程よくスルーできます。
また、ギリシア神話がモチーフなのに、中国の故事成語が挟まれているところも秀逸。
ほぴっとん、山羊座だから残念な男シュラだから。乙女座のシャカを切望した。でも、蟹座の奴よりマシかと思って耐えてた。
全28巻、文庫版・全15巻。
ジョジョの奇妙な冒険
「ジョジョの奇妙な冒険」は、「ジョジョ」というニックネームの主人公たち・ジョースター一族と宿敵・ディオの後継者たちが2世紀以上に渡って戦いを繰り広げる話。
子どもの頃は、ジョジョの絵がホラーすぎて読み飛ばしていましたが、大人になって読んでみたらこんなに面白かったのかと後悔しました。
あのなんとも言えぬペラペラ感が恐ろしかったのに、今となっては独創的でクールなファッションと変な擬音語マジックに骨の髄まで侵食されております。
やはり、ほぴっとんは第四部が好きだ!
東方仗助の住むS市杜王町を舞台にしたスタンドバトルは圧巻!正体不明の殺人鬼追うサスペンスタッチな展開も良い!
恐るべきことに現在も連載が続いているので、未読の方は(いるのかな?)何部から読んでいいのやら迷うだろう……。
ほぴっとんとしては、第四部。もしくは第三部をおすすめする……。
DRAGON QUEST-ダイの大冒険-
「DRAGON QUEST-ダイの大冒険-」は、日本が誇る大人気RPG「ドラゴンクエストシリーズ」を漫画化した作品。
モンスターが平和に暮らすデルムリン島で、勇者になる事を夢見ている少年・ダイ。
そこに、勇者の家庭教師を名乗るアバンが現れてダイを弟子にするが、復活した魔王ハドラーによってアバンが犠牲になってしまう。
アバンの遺志を継いだダイはアバンの弟子・魔法使いポップとともに大魔王バーンを倒すことを決意して旅立つ。
RPGにおける鉄板のストーリー。間違いがない!
しかし、「ダイの大冒険」の面白いところは、主人公のダイよりもポップの成長が著しい点だ。
ヘタレで逃げ腰だったポップが、終盤では大魔道士となって敵から一目置かれる存在となるところに感極まってしまう漫画だ!
全37巻。文庫版・全22巻。
封神演義
古代中国・殷王朝時代、名君であった紂王が妲己なる女狐の術によってふぬけた昏君へと変貌し国を廃れさせる。
そんな人間界を救うために、太公望は悪しき仙人・道士たちを神界に封じ込める「封神計画」を実行。
悪の親玉・妲己を倒すために仲間を募りつつ、妲己側についた仙人たちと宝貝(パオペエ)と呼ばれる仙界の道具を駆使して戦っていくのだ。
太公望は一見ノータリンなのですが、ジャンプの主人公とは思えないほどずる賢い手段で勝ちます!
「封神演義」は宝貝使い同士の激しいバトルも良いが、それ以上に太公望の頭脳戦が見所で、敵味方関係なく封神されてしまうところが秀逸!
そして、「酒池肉林」「炮烙」「蟇盆」などのおぞましき処刑を、妲己ちゃんが汗水を光らせて建設するというアッパーさがほぴっとん好みな漫画だ!
全23巻。完全版・全18巻。
BLEACH
「BLEACH」は、霊感が強い高校生・黒崎一護が死神となって悪霊退治をする話。
死神の世界・尸魂界(ソウル・ソサエティ)の掟を破って一護を守った死神・朽木ルキアを助けに向かう尸魂界篇から破面篇のクライマックス(vs藍染惣右介)に到るまでの一連の展開が震えるほど好きだ!
主人公の一護よりも、破面(アランカル)のウルキオラやグリムジョーの方に惹かれてしまったほぴっとん。
「BLEACH」は正直、パッとしない黒崎一護を敵味方問わず脇のイケメンが盛り立てる漫画でもある……。
そして、それを成立させるほど、中盤からの画力覚醒にまなこを焼かれる思いをさせられた。
どう考えてもかませ犬扱いのモブキャラが、無駄にイケメンすぎてね……。
可城丸秀朝クラスの眉目秀麗な男を使い捨てにできる久保帯人先生の筆力はもはやホラーの領域。
あと、低血圧で朝が苦手なほぴっとんも「卍解」と叫べば、起きられることが判明……。
全74巻。
ムヒョとロージーの魔法律相談事務所
「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」は、天才「執行人」のムヒョ(六氷透)と助手のロージー(草野次郎)が、霊的な輩が起こす事件に裁きを与える話。
地味に「ムヒョ」が好きなほぴっとん……。
霊が犯した犯罪に対して地獄から呼び出した使者に刑を執行させる「魔法律」というアイデアが刺さったのだ!
まあ「冥王の晩餐の刑に処す」と叫びたいだけなのだが……。
正直、絵が好みではなく、ムヒョのようなじゃリン子とは付き合えないと思っていたのですが、「ムヒョ」の魔法と法律を組み合わせた独特の世界観がジワジワヒットしてきまして、想定以上に面白い漫画なのだ!
全18巻。
魔人探偵脳噛ネウロ
「魔人探偵脳噛ネウロ」は、魔界の「謎」を喰い尽くした魔人・脳噛ネウロが「究極の謎」を求めて人間界に降臨。父親を殺された桂木弥子をパシリにして探偵業を営む話。
「魔界777ツ能力(どうぐ)」というオカルトチックな特殊能力を用いての推理捜査が面白い!
「ネウロ」はかなりブラックなギャグが挟まれていて、ジャンプらしくない漫画なのだが、逆にそこがほぴっとんのツボで、ネウロのドSぶりに屈服させられてしまった……。
絵柄といい好みは分かれる漫画だと思うが、一風変わった推理漫画を楽しみたいなら「ネウロ」で決まりだ!
全23巻。
トリコ
「トリコ」は、世界中に未知の食材があふれる「グルメ時代」に、美食屋のトリコが料理人の小松とともに「人生のフルコースメニュー」を完成させようという話。
「グルメ」×「バトル」という新しい試みで、入手困難な食材を戦ってGetする美食屋というアイデアが面白い!
フグ鯨やビックリアップルなど、食材のアイデアにワクワクさせられるし、捕食者の頂点に君臨する八王(やおう)との戦いにハラハラさせられた。
そして、ガチムチの大男・トリコとブサイクな小松というコンビの取り合わせが、ブス専のBL漫画のようになっているのだが、なぜかしっくりくる不思議……。
ほぴっとんは、ノッキングマスター・暴獣の二狼とトリコの相棒・バトルウルフのテリークロスが好きだ!
全43巻。
食戟のソーマ
「食戟のソーマ」は、下町の定食屋「ゆきひら」の息子・幸平創真が、父・城一郎を越えるために日夜料理修行に精進する話。
ある日、父の提案で料理の超名門校「遠月学園」の高等部へと編入することになった創真。
「遠月学園」は「遠月十傑」と呼ばれるお料理上手10人が支配するモロに料理至上主義の学校で、「食戟」と呼ばれる料理対決が全て……。
そして、勝敗を分かつ料理の美味しさを「おはだけ」なる手法によって表現!
衣服が吹っ飛ばされ、まさに丸裸になってしまうハレンチぶりなのだが、佐伯俊先生の画力が異様なまでに高いので、もはや芸術の領域!
思わず見とれてしまう……。
様々なバストサイズの女性とタイプの違うイケメンが揃っているので、小学生の男の子からオバさんまで守備範囲の広い漫画だ!
家庭教師ヒットマンREBORN!
「家庭教師ヒットマンREBORN!」は、何をさせてもダメダメな少年・沢田綱吉の前に現れた家庭教師・リボーンが、ツナを立派なマフィアのボス・ボンゴレファミリーの10代目にするために鍛え上げる話。
「リボーン」は、もはやBL漫画のノリで、獄寺くんがツナを慕う理由が何度噛み砕いても理解できない……。
しかし、ランボや呪いを受けて赤ん坊の姿となったコロネロたち「アルコバレーノ」が可愛くてねぇ……。
下手なほのぼの系漫画より癒されますわ!
全42巻。
べるぜバブ
かわいい赤ん坊といえば、「べるぜバブ」のベル坊にもハワハワさせられた……。
「べるぜバブ」は、ヤンキーの高校生・男鹿辰巳が、川から流れてきたおっさんを割ったら出てきた赤ん坊・カイゼル・デ・エンペラーナ・ベルゼバブ4世(ベル坊)の育て親になる話。
実は、ベル坊は魔界の大魔王の息子であるため、癇癪が即死レベルの電撃。
そして、なぜかいつも「フルチン」……。
「ダ」というイクラちゃん程度の会話能力しか持たないベル坊と男鹿が次第に絆を深めていく姿にうるっとくる!
全28巻。
まとめ
ほぴっとんは、女子ですので「I”s」や「To LOVEる -とらぶる-」はランキングにはいりません。
御了承 ください。
また、なぜか「北斗の拳」や「キン肉マン」も上位には来ないのですよ。
面白いことに間違いはないのですが、これがジェネレーションギャップというヤツですかね?
不思議だな〜?