【グロ注意】異形が跋扈するモンスターパニック漫画!おすすめ19選・まとめ

そうさ。グロが好きさ!

ほぴっとんこのたび、婚期を逃したのでグロリズム宣言いたします。(もう隠す必要もない)

鮮血ほとばしる漫画を愛するほぴっとんが、想像を絶する奇怪な生命体が跋扈する殺伐とした世界をテーマとした漫画を集めてみました。

グロ耐性がない方は引き返してください!

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寄生獣

このテーマでは「寄生獣」がKingでしょう。間違いがない。岩明均先生も罪なお方ですよ。「寄生獣」を基準に是非を問わねばならぬとは……。後続にとって分が悪すぎる。

ある日、未知の知的生命体が飛来。彼らは脳に寄生して全身を支配し、他の人間を捕食するパラサイト。

パラサイトの乗っ取りを免れた平凡な高校生・泉新一は食われた右手に寄生したしゃべるパラサイト「ミギー」と共生生活を送ることになり、人間を惨殺する他のパラサイトとの戦いに巻き込まれていくが……。

「寄生獣」といえば、パラサイトの捕食シーンが強烈だった。みかんの皮みたいに頭がペロ〜んってなって、がっつり喰うとか衝撃的すぎた……。

それ以上に刺さったのが、寄生獣(完全版)の1巻の表紙にも描かれている「悪魔というのを本で調べたが いちばんそれに近い生物はやはり人間だと思うぞ」というミギー先生の名言だ。

「寄生獣」は痛烈に人間の存在意義を問いかける傑作漫画!

進撃の巨人

書店員である友が1巻の発売日に「好きかと思いまして……」とわざわざ持ってきてくれた漫画が「進撃の巨人」だ。

こんなマニアの嗜みのような漫画が映画化までされて大衆に受け入れられるとは思ってもいませんでしたよ。

よって、あらすじは割愛……。

突如出現した「巨人」によって人類は滅亡寸前の危機。人間が巨人のエサになっちゃっている殺伐とした世界観と巨大な壁を築きあげなんとか生活領域を死守しているという設定が良かった。

立体機動装置を用いた人類vs巨人のバトルがメインの漫画だが、「進撃の巨人」は伏線の立て方が非常に巧みで戦いよりも謎を追う方が面白い!

食糧人類

ここ最近、異形系で一番ほぴっとん的にヒットした漫画。

「アポカリプスの砦」のコンビによる漫画なので安心して手に取れる。情け容赦ないグロに立て続けに襲われる強烈な漫画だが、絵・ストーリー・設定と三拍子そろった良作だ!(「閲覧注意」認定漫画であることは間違いがない)

しかし、ひやかし半分で読まないでほしい……。

グロ絵に引っぱられてせっかくのストーリーが台無しになるから。

「食糧人類」は近い将来、我々人類に迫る恐怖かもしれない……。↓以下よりどうぞ!

食糧人類|ガチでグロい漫画を読みたいなら!恐怖の食物連鎖パニック

ジンメン

うっかりB級認定してしまい、「ジンメン」の面白さにスルーをカマすところでしたよ。危ない。危ない。

哲学的なテーマに鋭く切り込む点で、「寄生獣」の足の爪の先にでも引っかかってほしい漫画だ。

「寄生獣」の牙城を切り崩すのは至難だが、展開次第では一発カマせる。

カトウタカヒロ先生ファイト!

かなり熱血な感想になってしまったが、ジンメンの奥深さを考察。↓以下よりどうぞ!

ジンメン|予想に反する面白さ!戦慄のアニマル・パニック・ホラー漫画

マシラ―殺戮の村

アニマル・パニック・ホラー漫画なら「マシラ―殺戮の村」も要チェック!

徒党を組んだ人肉食の猿が孤立した村で人間を襲いまくる戦慄の漫画。

「サエイズム」内水融先生の作品だけに、狂気的なホラーとなっております♪

エテ公なんだけど、もはや猿ではない……。↓以下よりどうぞ!

マシラ―殺戮の村|人食い猿の凶行に恐怖…パニックホラー漫画あらすじと感想

オキテネムル

「寄生獣」の系譜を受け継いでほしいなと、ほぴっとんが勝手に期待を寄せている漫画が、「オキテネムル」だ。

まあ、寄生生物つながりなだけなのですが……。

「人喰いキリン男」が人間を喰い散らかすだけでは終わらない。次々と人間が異形に変わる惨劇。

謎の言葉「オキテネムル」とは一体何なのか?↓以下よりどうぞ!

オキテネムル|謎の人喰いキリン男襲来!寄生生物パニックホラー漫画

渋谷金魚

「注意!この金魚、人を喰います。」パニック!パニック!じゃないよ。全くもう……。

絶対好きに決まっているじゃないか。人喰い金魚なんて……!

渋谷に大量発生した空飛ぶ金魚が人を喰って、喰って、喰いまくる話。

若者の街・渋谷が金魚鉢に覆われ、逃げ遅れた人間がプカプカ浮遊する巨大金魚(小さいのもいるよ)に一方的に殺戮される。

そして、主人公は平凡で冴えない少年・月夜田初というパニック系漫画の定番のストーリー。

あと一歩独創性に富んでいたら、もっと評価は上がる漫画だ。

金魚のインパクトは確かにあった。種類も多いし……。

しかし、空飛ぶ金魚がかわいくて期待したほどのグロさは感じなかった。

「渋谷金魚」の何がすごいって、この表紙でGOサイン出した人だよ!

漫画の売り方をわかっておるな。一番感心したポイント。

意味なく理不尽な漫画が読みたいときは「渋谷金魚」を読もう!

暴虐のコケッコー

チキンぱーてぃーだぞ♪じゃないよ。全くもう……。

絶対好きに決まっているじゃないか。巨大ニワトリデスパニックだなんて……!

「暴虐のコケッコー」は、須崎洋輔先生による大人が全員人喰い鶏に変わる戦慄のホラー漫画

養護施設で育った猿児悠(18歳)は自立して施設の子どもたちを引き取ることが夢。

就職も決まり迎えた卒業式、突如校長が巨大な鶏になって生徒たちを襲い始める。

式をサボっていた悠が異様な静けさを感じて体育館へ向かうと、多くの鶏が生徒たちを喰い荒らす無残な光景が広がっていた。

悠は暴徒化した鶏による殺戮の嵐から子どもたちを守り抜くことができるのか……??

校長が鶏に変異するシーンは笑撃以外の語彙で形容できない。

鶏どもは脳みそが好物らしく、ご丁寧に頭を割ってコケコケコケコケ脳をすする……。

こいつらを相手になぜか全裸で戦いを挑む悠。

ストーリーはポカンの連続ですが、パニック度がハンパない!

この手の漫画のお約束で、人物描写は荒いのに鶏のフォルムは完璧という点が恐怖を煽るのですよ。

「暴虐のコケッコー」は、絶対に読んでおくべきとおすすめできる漫画ではありません。

特に子どもに対する非道な行いがメインの漫画ですので閲覧注意漫画です。(精神的グロ度が高め)

しかし、ギャグと紙一重のホラー感が良いので、パニック漫画が好きな方は面白いと感じるハズ。(多分…)

ハカイジュウ

おぬしも好きよのぅ……。

ストーリーなんてあってないようなもの……。「ハカイジュウ」はそれでいい。

異形のフォルムを堪能するための漫画ですよ。

こう書くと、「ハカイジュウ」のストーリーが悪いように伝わるか……?

とんでもない。パニック漫画の覇道ですよ。「ハカイジュウ」は……。

真面目に頑張って書いたあらすじと感想を↓以下よりどうぞ!

ハカイジュウ|最恐最悪・グロ上等!都市型モンスターパニック漫画

切子

「ハカイジュウ」本田真吾先生による同窓会が惨劇の場と化す「呪殺系」ホラー「切子(キリコ)」も恐ろしい……。

「K」なる人物から届けられた同窓会のご案内。

そして、それは在学中に謎の自殺で亡くなった美少女・奥村切子(せつこ)の17回忌を偲ぶためでもあった。

不可解な死を遂げたみんなのアイドル・切子の思い出話に花を咲かせる中、1人目の犠牲者が……。

もうミステリーのお約束の展開で、都合よく土砂崩れがあったり電話が不通となったりして、あっという間に陸の孤島が完成。

舞台が整うと、異形女子と化した切子が同級生たちを襲いまくるのです。

このあたり、さすが本田真吾先生とあって、一切の手抜かりなし!

「切子」はいじめの問題を絡めた復讐劇となっていますので、凄惨さMAX。

切子の狂乱ぶりもホラーだが、それ以上にストーリがエグい漫画だ。

相当ヘビーな漫画なので、ご覚悟あれ!(それだけに読み応えは十分)

1巻完結で読みやすい!(グロ耐性高めの方に限るが……)

GREEN WORLDZ

「次なる敵は植物だ!」大沢祐輔先生による植物系サバイバルパニックホラー漫画。全8巻。

パニック系漫画は本当になんでもありだな……。

地球温暖化が進み「都市緑化計画」が求められる20××年、東京。

アキラは東京に住む幼馴染の少女・ユイに会いに地下鉄に乗るが、突然の停電で地下鉄内に閉じ込められてしまう。

ようやく地上に上がってみると、世界は植物に覆われ、巨大化した植物が人間達を襲う地獄と化していた……。

植物による侵略に立ち向かう人類たちの未来は?

ストーリーはそのまんま「ハカイジュウ」ですな……。

しかし、好きだ!こういう漫画!

「新人類」と呼ばれる巨人や巨大昆虫の造形が良かった。

「ハカイジュウ」同様、人間の絵の粗さに「クスッ」と笑わされる。ペン圧の全てを異形に注ぎましたという証でしょう。逆に好感が持てましたよ。

序盤はミステリー仕立てのサバイバルパニックな展開に引き込ましたが、中盤からSFバトル漫画になってしまった……。

しかし、パニック系の漫画は設定が重くなりがちなので、バトルで突っ走る漫画があっていい。

残酷な世界にあっても清々しい漫画が読みたいなら「GREEN WORLDZ」で決まりだ!

喰姫-クヒメ-

武中英雄先生による伝奇パニックホラー漫画「喰姫-クヒメ-」は、エロ全開の女が人間を殺しまくるという恐るべきホラーな話だが、それ以上に珍妙な設定が度胆を抜く漫画だ!

想定を上回る展開の昆虫パニックを堪能しよう♪↓以下よりどうぞ!

喰姫-クヒメ-|ある意味斬新?伝奇パニックホラー漫画・あらすじと感想

魔法少女・オブ・ジ・エンド

まじかるー!まじかるー!

「魔法少女・オブ・ジ・エンド」は佐藤健太郎先生によるマジカルパニックホラー漫画だ。

なんとなく生きている高校1年生・児上貴衣の何気ない日常が、突如学校に現れたゴスロリ・魔法少女のまじかるな一撃によって悪夢と化す……。

魔法少女の凶行により惨殺死体の山となった教室。その上、魔法少女に殺されたクラスメイトたちが新たなまじかるとなり、児上を襲う。

幼馴染の福本つくねたちとともに学校から脱出するが、空に描かれた魔法陣から大量の魔法少女が出現し町は地獄絵図となるが……。

魔法少女による血の惨劇がまじかる恐ろしい漫画だ。

この魔法少女はゾンビっぽい輩で、「まじかるー」しか発さない。ほぴっとんの悪い癖でこの「まじかるー」がツボに入ってしまいまして……。

語尾にまじかるつけて遊んでいたら、姉に「まじかるー!まじかるー!うるせー!」とキレられましたよ。

ワケ不明のまま大半の人間が一瞬で殺られるため、主人公だから助かったのか?助かったから主人公なのか?よくわからない。

好きな絵柄ではないし、主人公も好みではない。

しかし、無慈悲なスプラッタから滲み出るSFテイストな設定が、ジワジワ効いてくるアクの強い漫画だ。

まじかるーの恐怖を堪能せよ!

GANTZ

みなさんご存知の「GANTZ」であります。

「GANTZ」はSFバトル漫画なので、パニックのくくりに入れるのは違うような気もしますが、謎の異星人によって未曾有のパニックが引き起こされる中盤からは、本当に緊迫した状態が続いてハラハラさせられる漫画だ!

やっぱりGANTZはオモシロイ!大阪編など。超個人的な感想

鳥葬のバベル

二宮志郎先生によるダークファンタジー漫画。

しがないリサイクルショップの店員・加瀬宗助(かせそうすけ)は恩師の駿河とその愛娘・マリと一緒に花火を見るという約束に遅れてしまう。

ようやく駿河宅に着いた宗助が目にした光景は、無惨にも巨大な鳥によって喰われる恩師の姿。

巨鳥の急襲をしのいだ宗助はマリを守りながら戦うことを決意するが……。

「鳥葬のバベル」なんてタイトル買い必至の漫画だ!

なのに巨鳥・サンダーバードという安易なネーミング。惜しいッ!

1巻の段階ではポカン状態……。

謎が謎を呼んだだけで終わってしまった。

しかし、斬新な世界観ですよ。気になって続きも買ってしまいました。

B級怪獣ミステリーと銘打たれていましたが、そういう感じはしませんね。

サンダーバードの存在自体とヤツが引き起こす謎の現象が緊迫感をあおる、なんとも言い難いハラハラ感を感じる漫画。

ダークファンタジー漫画なのですが、パニックホラーテイスト満載なので入れてみました。

ギョ

伊藤潤二先生+歩行魚+このジャケでは読む前から名作認定漫画だ。全2巻。

リゾートライフを楽しみに恋人の華織とともに沖縄へとやって来たに迫るホラーな展開。

別荘の中に潜む強烈な異臭を放つ得体の知れない生物。

なんと、それは四本の足が生えた奇妙な魚類だった……。

うぉぉ〜。ありがとうございます。伊藤潤二先生!

忠が奇怪な生物の捕獲に用いたのは家具による挟み撃ち攻撃。

伊藤潤二先生らしいコミカルさが満開で、しかもこいつらが超絶的に臭いとか笑える……。

海から次々と上陸する足の生えた魚。さらに牙をむき出しにしたホホジロザメまで闊歩し人々を襲い始める。

逃げ帰った2人を追うかのように歩行魚は東京にまで進出。

一体この奇妙な魚は何なのか?

ホラー漫画かつギャグ漫画という独自の作風でマニアには神と崇められる伊藤潤二先生。

「ギョ」は不衛生感が強いので好みは分かれると思いますが、クライマックスでは伊藤潤二先生にしか決められない着地点を見ることができますよ!

完全制覇を目指せ!

このジャンルを制覇したい方に、一応ほぴっとんが読んで「惜しいな」と感じた漫画を参考までにご紹介。

アビス

長田龍伯先生による異色の頭脳バトルSF漫画。全8巻。

記憶を失い、目覚めたのは見知らぬ迷宮。「イートマン」と呼ばれる人を喰らう怪物が徘徊する閉鎖された空間で、手元には不思議な力を秘めたトリガーが一つ。

主人公のと仲間たちは特殊能力を駆使し、広大な迷宮から脱出しようとするが……。

異形を愛するほぴっとんはつい表紙絵に惹かれて「アビス」をお持ち帰りしたが、中身の絵と若干違っていて残念。

特殊能力が少年漫画っぽくてゲーム感覚が強くなりすぎ、殺伐とした頭脳バトルの設定とズレてしまっていた。

また、主人公の記憶がないという点が感情移入しにくかったかも……。

猪突猛進型の主人公の性格をカリスマ性のある少年にアレンジしたら入り込みやすかったと思う。(それじゃあ「DEATH NOTE」の夜神月になるか……)

謎の迷宮の設定や協力プレイなどの世界観はとても良かったのでちょっと残念な漫画だ。

pupa

茂木清香先生による未知のウイルスpupaに感染した兄と妹の話。全5巻。

「pupa」によりヒトを食う異形となった心優しい妹・。彼女のために自分の身体を与えることとなった兄の。2人の過酷な運命とは……?

超再生能力を得た現はエンドレス妹の生き餌状態だ。

苦痛はあるが、食われて死なないならホラーでもなんでもない……。

う〜ん。う〜ん。?世界観は好きだ!

ただ、ほぴっとんが求めているものとは違った……。

究極の兄妹愛とカニバリズムがテーマとあって、グロ度高めを期待したが肩透かしという感じですかね?

ほぴっとんは3姉妹なので平等に等価交換で生きてきましたから、感情移入ができなかっただけかもしれんが、「pupa」は面白いと感じる方と読むに耐えないと思う方と振り幅が大きい漫画だと思います。

in THE ROOM

安田剛助先生によるホラーサスペンス漫画。全1巻。

「ルーム」からは、生きて出られない。

心に闇を抱えた人間の、無意識下の妄想が具現化した閉鎖空間「ルーム」。

「ルーム」から脱出するためには徘徊する怪物を殺すか、「ルーム」を生み出した“妄想の主”を殺すかの2択。

閉鎖空間に囚われた男女の運命は!?

拙者、帯帯詐欺に引っかかってしまったなり……。

「ルーム」からは、生きて出られない。極限の脱出サスペンスとの触れ込み。

このジャケは買うでしょう。

ただ一言「BTOOOM!」っぽい漫画。

ほぴっとんは「BTOOOM!」も相性が悪かったので、登場人物の設定が没個性的だったかな?

ただ、5巻ぐらい続いていればもっと深い展開になったかもと期待の残る漫画でもあります。

まとめ

ほぴっとんはグロを礼賛しているワケではありませんよ。

ただ好きなだけです……。

こんなテロルの時代ですからパニック漫画から学ぶことも多いはず。

絶望に立ち向かう人間たちの壮絶なドラマに注目だ!