妖怪好きならこれを読め!おすすめの妖怪漫画13選・まとめ

妖怪好きのほぴっとんが勝手におすすめの妖怪漫画を選定いたしました!

昔懐かしの漫画から巨匠の作品まで、熱いバトル・背筋が凍るホラー・壮大なファンタジー……。

ジャンルを問わずに大活躍する妖怪たちの勇姿をまとめてみました!

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幽☆遊☆白書

冨樫義博先生による漫画。

妖怪がテーマというよりはバトルがメインの話ですが、カテゴライズするならここかな?と……。

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人生を変えられてしまった傑作漫画7選! その①・幽☆遊☆白書

うしおととら

藤田和日郎先生による漫画。

白面の者に挑むうしおととらの熱い戦いに胸を打たれる妖怪漫画の傑作。

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妖怪バトルアクション漫画の双璧・うしおととら 【感涙必至】

結界師

田辺イエロウ先生による漫画。

烏森の地に集まる妖怪を結界で退治する話。かわいい妖怪に萌える!

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妖怪バトル漫画「結界師」を大人女子が読んでみた感想!!

ぬらりひょんの孫

椎橋寛先生による漫画。

ぬらりひょんのクオーター・奴良リクオが活躍する妖怪任侠バトル。

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「魑魅魍魎の主となる」妖怪任侠バトル漫画・ぬらりひょんの孫

妖怪のお医者さん

佐藤友生先生による漫画。全15巻。

霊感体質である春日琴子のクラスにいる地味男子・護国寺 黒郎(ごこくじ くろ)は挙動不審でクラスでは浮いた存在。

しかし、黒郎は人間界で暮らしている妖怪の怪我や病気を治す妖怪のお医者さんだった。

完全にジャケ買いした漫画。ビビットな色彩の表紙に惹かれて購入したら予想以上に面白かった!

土蜘蛛一族の兄弟の話など医者モノとしても鉄板の面白さですが、妖怪がホラー系・かわいい系・かっこいい系としっかり妖怪好きのポイントを押さえている点が高評価!

人間の両親が愚かにも妖怪・濡れ女の卵を盗んで殺された時に母親のお腹にいた黒郎は胎児の状態で濡れ女に拾われ妖怪の世界で育ちますが、同時に人間の世界で生まれ育っている濡れ女の子どもを探しているという伏線や、牛鬼の呪いを宿しているため感情の制御が必要という設定がのほほんとしたストーリーに緊迫感を与え非常に厚みのある展開になっています。

妖怪を退治しない妖怪漫画とのふれこみでしたが、途中から戦いが始まってしまい自分で怪我をさせておきながら自分で治すというワケのわからん展開もありますが、妖怪のビジュアルが素晴らしすぎるのであまり気にはなりません。

いきなりヴァンパイア編とか「え?」となりましたが、しかし、ヴァンパイアかっこいいじゃないか!

ストーリーのほころびを画力で押し切る佐藤友生先生があっぱれな漫画!

地獄先生ぬ〜べ〜

原作・真倉翔先生、作画・岡野剛先生による漫画。全31巻、 文庫版 全20巻。

あらゆるものを無に帰すことができる「鬼の手」を持った鵺野鳴介は、子どもたちを守るために命がけで悪霊と戦う霊能力教師。童守小学校を舞台に怪談や都市伝説の悪霊や妖怪を退治する学園オカルトホラーコメディー。

ほぴっとんがリアルタイムでお世話になった漫画。

ギャグが強い話の後にいきなりトラウマ級のホラーな話を持ってきたりと、振り回されましたよ。

特に我々の世代だと都市伝説が隆盛を誇っている時代でもありましたから、都市伝説をテーマに描かれた話が超怖いというイメージが残っています。

今や素敵まゆ毛といえば「ONE PIECE」のサンジの代名詞であるが、造形は譲るとしてもダイナミックさでは鵺野鳴介も負けてはいない。

日本一短パンが似合う小学生・立野広や小学生なのにお色気要員の細川美樹など生徒も個性的だが、先生たちもキャラが濃い……。

普段はおちゃらけた鵺野鳴介がいざという時はビシッとかっこよく決める姿に熱狂した漫画!

けんえん。

風越洞先生×壱村仁先生による漫画。

ワンころ(犬)好きのほぴっとんはもれなくジャケ買い!

猿の妖怪を退治しにきた霊犬がうっかり猿に拾われてしまうという話。

タイトルの「けんえん」は 犬猿の仲からきてますね。

白羽の矢が立った家の娘を怪物の人身御供として捧げるしきたりを破るために早太郎(しっぺい太郎=犬)を怪物にけしかける「しっぺい太郎」の伝説をモチーフとした話であるにも関わらず、軽いノリのストーリーで笑ってしまう……。

妖怪などの民間伝承を妖怪側から語るという新しい試みが素晴らしい!

霊犬の疾風(ハヤテ)が人型もイケメンなので目の保養になるし、ワンころ姿の疾風が本当にかわいくて癒される漫画でもあります。

和風のテイストとマッチした絵柄でテーマは重いですがほっこりさせられ、思わぬ拾い物漫画となりました。

姑獲鳥の夏

作画・志水アキ先生、原作・京極夏彦先生による漫画。全4巻。

京極夏彦先生は確実にほぴっとんの腕を破壊する気でいる……。

姑獲鳥の夏(うぶめのなつ)とか本当に面白いけれど、読後箸でさえ持つ手が震える。

だから漫画版を読みましょう!

志水アキ先生の麗しい絵で京極堂を楽しめるとか贅沢すぎる……。

古書店「京極堂」の店主・京極堂こと中禅寺秋彦が副業の憑物落としで様々な事件を解決していく話。

なかなか京極堂ほどキャラの立った主人公に出会いませんが、私立探偵の変人・榎木津礼二郎やうつ病の小説家・関口などの個性豊かな登場人物との掛け合いも楽しいです。

「京極堂シリーズ」はたくさん出版されていますが原作を読むにしても京極先生のデビュー作「姑獲鳥の夏」から読むことをおすすめします。

「魍魎の匣」「狂骨の夢」も間違いない!

どうにもならない困難な問題を妖怪になぞらえて解決していく「巷説百物語」も必読! 全4巻で完結済み。

まつろわぬもの

作画・木根ヲサム先生、原作・恒川光太郎先生による漫画。全6巻。

人間をその縁者になり変わって古道におびき寄せ喰らう魂喰み(タマバミ)をナタで切り裂く少年・レン

古道に住むレンと犬神・蘇芳が古道に迷い込んだ人間との関わりが描かれた漫画。

原作信者様からは酷評されている漫画ですが、ほぴっとんは恒川光太郎先生の原作を読んでいないので楽しめました。

とにかく暗いトーンで、テンポものんびりとした展開の漫画ですので、読み始めは足を引っ張られるような感覚に陥るのですが、次第に作画とマッチしてくる漫画です。

2巻あたりの黒沼御前の話なんて面白いですよ。

古くからのしきたりに従わざるを得ない工藤清子は魚の妖怪で沼の主・黒沼御前の嫁+人身御供にされます。

清子を助けるために川田が古道の世界へと潜り込む話はほぴっとんも異世界の住人になったのかと錯覚させられました。

こういう言い伝えのようなものってちょっと前まで現実に我々が神や妖との境界線を持っていなかったのではと推測させてくれますよね。

古道という不可思議な世界をうまく表現されているし、ほぴっとんは好きな漫画なのですけどね……。

クライマックスのブッタ斬りにポカンとさせられました。

「え?これで終わり??」

大人の事情なのでしょうね。しっかりと結末までまとめていたらもっと声高におすすめするのですが、まあ好みの分かれる漫画です。

あだしもの

山本久美子先生による漫画。全4巻。

妖が見えてしまう高校生・灰塚孝がクラス委員の小町綾女に誘われ「怪異現象調査部(怪現部)」に入部する話。

よくある妖怪モノとありがちなストーリーであることは否めない漫画。

しかし、ほぴっとんは好きなのですよ。

妖怪系ならなんでも好きというわけではなく、やはり作風ですかね?柔らかい絵柄が読みやすいのだと思います。

劇的にハラハラさせられる漫画ではない分読み返すターンが短いのも特徴ですね。

ほぴっとんのように妖怪狂である場合はぜひお試しあれという感じの漫画!

どろろ

手塚治虫大先生による漫画。

四十八の魔物に体を奪い取られ生まれてきた百鬼丸が身体を取り戻す旅に出る話。

天下を取ることと引き換えにこれから生まれる予定の子どもの体を四十八ぴきの魔神にくれてやった非道な男・醍醐景光

医者に拾われ成長した百鬼丸はいつも人外の輩に追われている。

そんな中出会った泥棒の子・どろろとともに乱世の時代を妖怪と戦いながら冒険する壮大なストーリー。

ものすごい因縁が深く絡んでいる話で、もちろん手塚先生の作品ですからただの妖怪退治じゃすみませんよ。

当たり前じゃないですか……。

ネタバレになるから言いませんが、何度も雄叫びをあげてしまいましたよ。

「うぉ〜。そうきますか〜‼︎」

ほぴっとんが持っているのは文庫版なので、たった3巻しかないのですよ。

たった3巻? どうやら扱うテーマが重たすぎて連載当初はあまり人気がなかったようです。

確かに酷い話もありますが、手塚先生の作品ですから馬の妖怪・ミドロの巻のように読後なんとも言えない充足感に浸れる話もあるわけで、しれっとした百鬼丸とややアッチョンブリケ風のどろろとのコンビは読んでいてとても楽しめるのですが……。たった3巻?

妖怪漫画の王道にして傑作の漫画!

また「どろろ」にインスパイアされた漫画・魍魎戦記MADARAも面白いです!

人生を変えられてしまった傑作漫画7選! その②・魍魎戦記MADARA


「魍魎戦記MADARAシリーズ」をもっと深く知るための追記!

墓場鬼太郎

水木しげる大先生による漫画。

鬼太郎の誕生についてほぴっとんが詳しく解説!

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妖怪漫画の傑作!ニヒルなダークヒーロー墓場鬼太郎の魅力とは?

妖怪ウォッチ

小西紀行先生による漫画。

どこにでもいる普通の小学生・天野ケータと風変わりな妖怪たちが織りなす妖怪ギャグコメディ。

スイマセン……。

さすがに読めませんでした。いくら妖怪好きのほぴっとんとはいえど、婚期を逃した女ですよ。

読んでいないものを紹介するなど言語道断とお叱りを受けそうですが「妖怪ウォッチ」はほぴっとんにとっては喜ばしい漫画ですので!

「ゲゲゲの鬼太郎」が我々の世代を導いてくれたように平成生まれの子どもたちの妖怪指南書でしょう「妖怪ウォッチ」って……。

興味をもってもらうには笑える漫画がいいと思っていたので、ほぴっとんも頑張ってチャレンジはしました。

挫折はしましたが、こういう気持ちが大事だよということを教わりました。

スイマセン……。

まとめ

ツウな方はお気づきかと思いますが、前回の女性向けの妖怪漫画と今回ご紹介した漫画の中には心霊系は入れていません。

心霊系はまた後日追記いたしますゆえ……。

超絶的に怖がりなほぴっとんが紹介するホラーも逆に興味があるでしょ! へへ……。

妖怪がテーマの漫画といえばもっとあるようにも思うのですが、純粋に妖怪と限定すると意外と思い浮かびませんでした。

そのうち棚を漁ると出てくるかもしれません。

女性向けの漫画を除くと妖怪との戦いばかりになってしまいましたが、面白いのでよし!