バトル漫画は出版点数が多いですね。
そんな中から、ほぴっとんが好きなバトル漫画を集めてみたら、妙にヤバい漫画ばかりになってしまった……。
ですので、念のため「マニア向け」と冠しております。
レアな漫画というよりは、偏ったマニア好みな嗜好を貫く漫画をまとめました!
ほぴっとんは婚期を逃したのでグロリズム宣言中です。グロ耐性がない方は引き返してください!
Contents
ベアゲルター
ほぴっとんが神7認定している漫画家・沙村広明先生によるエログロバイオレンス漫画。
沙村先生独特のノリが秀逸な漫画で、「無限の住人」の完結で乾いた心を「ベアゲルター」で潤してくれよとの計らい。
インモラルかつ美しいバトルが堪能できる漫画だ!
↓詳しくは以下よりどうぞ!!
ベアゲルター|3匹のおんなの修羅場!叛逆ずべ公アクション漫画!!
無限の住人
「ベアゲルター」と同じく沙村広明先生によるエログロ時代劇漫画。全30巻。
天津影久率いる逸刀流なる輩に両親を虐殺された少女・浅野凜が不死身の男・万次を用心棒にして仇を取ってもらうという他力本願な旅に出る復讐劇だ。
詳細記事を書こうとしましたが、映画化のせいで記事があふれているので「別にいいかな」と思いまして……。
漫画馬鹿ほぴっとんが棚を空けて完結を待つほどの漫画ですから、面白さは保証付!
シグルイ
「無限の住人」とはまた違ったバイオレンスが味わえる時代劇漫画。
命をかけて真剣勝負を披露する剣士2人の因縁が絡み合う狂気!
メジャーすぎる漫画なので特に紹介する必要もないのですが、超好きな漫画なので熱く語ってみました。
↓詳しくは以下よりどうぞ!!
シグルイ|2人の剣士の真剣試合!グロいだけじゃない魅力とは?
殺し屋1
「殺し屋1」は山本英夫先生によるハードコアなバイオレンス漫画。全10巻。新装版・全5巻。
いじめによるトラウマから屈折した性癖を持つ主人公のイチが殺し屋となり、ヤクザの抗争に巻き込まれる話なのだが、変態しか出てこない……。
そして、バイオレンス度は最強クラスの漫画!
サブインシジョン(人体改造)のシーンはもはやホラーの領域。
男子の大事なところを切り裂いたり穴を開けたり、しかも「そこまで描かんでも……。」と思うぐらい図解で構造をリアルに描写してある。
見ているだけで悶絶しそうだ。
ほぴっとんは女子なのに……。
残虐な描写が多いので敬遠されても仕方がない漫画なのだが、クライマックスの妙なテンション(ロマンティックさ)がたまらんのよ!
「殺し屋1」は完全に人格が破綻したイチとドM哲学を貫くヤクザの垣原による愛の物語だ……。
サタニスター
アッパーなスプラッタホラーバトルを堪能したければ「サタニスター」で決まり!
ズン足の恐怖と巨乳地獄の残念さについて、おかしなテンションで語っています。
↓詳しくは以下よりどうぞ!!
サタニスター|No.1殺人鬼決定戦!悪魔修道女スプラッタホラー漫画
血まみれスケバンチェーンソー
「サタニスター」の三家本 礼先生によるスプラッタ・ロマン「血まみれスケバンチェーンソー」も面白い!
タイトル通り血まみれのスケバンがチェーンソーでゾンビをザックザクに斬り裂く話。
エロありスプラッタあり、暴走スケバン・鋸村ギーコvs暴君女帝・碧井ネロのうかれポンチきなバトルが楽しめる、ブラックユーモア満載のギャグ漫画だ!
全13巻で完結済み。
東京赤ずきん
「東京赤ずきん」は玉置勉強先生によるマイノリティーな性癖が詰め込まれた漫画。全4巻。
数あるダークファンタジー漫画の中でも、群を抜いてエログロ満載なおとぎ話となっています……。
赤ずきんちゃんの夢は狼さんに食べられること。
変態たちの吹き溜まりと化した東京・蒲田を舞台に不死身のロリータ・赤ずきんが大立ち回り!
赤ずきんを追う警察や殺し屋とのドンパチから、やがて魔界や天界を巻き込んだ壮大な「計画」が明るみに……。
第6話の扉絵で赤ずきんが腸で蝶々結びをしたリボンを装着しているのですよ。
ツボに入ってしまいまして……。
腸で腸々結び……。プッ!
「殺戮詩集」みたい……。(諸星大二郎 栞と紙魚子殺戮詩集)
ほぴっとんの脳みそは腐りきっている……。
ロリコン・フリークス・カニバリズムとエロの融合!
「ベアゲルター」とはまた異なる種類のインモラルさに満ち溢れている漫画だけにおすすめするには勇気のいる漫画だが、真性の変態の生態に触れたい方(そんな人いるのかな?)、内臓が吹っ飛ぶほど激しいガンアクションが読みたい方(そんな人いるのかな?)、鮮血上等!エログロな童話を求めている方には「東京赤ずきん」以上に面白い漫画はない!
「鋼の錬金術師」をダークファンタジーだと思っている人は決して手にとるべからず!
今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね
最愛の女性の腸を車に結びつけて引きずり回しつつ、渾身の笑顔を見せてくれたアッパーなグロがツボに入ってしまった「今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね」。
デス系が好きな方には鉄板の漫画だ!
↓詳しくは以下よりどうぞ!!
殺意が伝染する恐怖!「今夜は月が綺麗ですが、とりあえず死ね」
D・F・O/デス・ファンタジー・オペラ
「D・F・O」は「奴隷区」の岡田伸一先生の原案を咲良宗一郎先生が漫画化した作品。
陰険な継母の元から家出したレンとアスカの兄妹は山の中で迷ってしまった。
夜を越そうと横になった木の根元に空いた穴をくぐり抜けると、そこには禍々しくも美しい悪魔の城が……。
そして城では、夜毎さまざまな種族の代表が「種族の誇り」を賭けて死闘を繰り広げていた。
敗者を待つ運命は、生贄としての死か、奴隷となる屈辱。
「ゲーム」への参加を余儀なくされた兄妹の運命は‥‥?
今流行りのデスゲームをファンタジーの世界にぶち込んだ漫画!
レンたちが戦う相手はファンタジー界の重鎮、ヴァンパイアやユニコーンなどのおなじみの面々……。
もちろん、体格のハンデもあるし奴らは特殊能力も用いますから人間では太刀打ちできない。
そこで、兄・レンは異様な集中力と妹愛という妙な設定で、妹のアスカは病弱を盾に見え透いた知恵を使って異形に挑んでいくのだ!
「D・F・O」はなんとも奇妙な漫画で、楳図かずお先生タッチな「クワッ」とした表情が多用されており、絵がうまいのか下手なのか判別できない。
取り立てて「ナイスアイデア」という斬新な手法が用いられているわけでもないのだが、一体どのような珍設定で兄が妹を守るのか?気になって仕方がない……。
ほぴっとんは「D・F・O」のような漫画が好きでねぇ……。ヘビーな設定に妙なテンション。摩訶不思議な世界観にハマってしまった……。
好みは分かれるだろうが、一風変わったデスゲーム漫画が読みたいならおすすめだ!
RANJIN
「RANJIN 三国志呂布異聞」は川村一正先生による三国志最強の武将・呂布奉先の知られざる半生が描かれた漫画。
呂布にスポットを当てた歴史モノかと思いきや、中華版コロッセウムの話だった……。
しかし、好きだ!コロッセウム!
人中蟲という悪魔の所業によって唯一生存したのが呂布という珍妙な設定。
人中蟲は(わりかと有名な)蟲毒なる呪法の人間版で、人を殺し合わせ最後に残った人間こそが最も強い呪力を持つという……。
禍々しき凶行を生き延びた呂布は、なぜか奴隷戦士として闘技場で戦わされる。(プッ!)
恐怖を原動力とし勝利を重ねる呂布だが、知性のない不気味な戦法のため余命は短いと思われる。
そこで、ラニスタ?のようなヤツから大地と自然を合一させる呼吸法を伝授され覚醒する呂布。
(それなら、ヨガ行者はみんな最強の猛者だよ……)
コレ、一体どうやって収拾つけるのかしら?と思っていたら全4巻で奇妙な完結。
まあ、そうだろう……。
設定がとんでもすぎた。
しかし、絵筆を使った迫力のあるバトルは見所ですぞ!
呂布が闘技場で関羽雲長と戦うところを見たくはないか??
ほぴっとんのコロッセウム好きについては、こちらの記事からどうぞ!!
ヴィルトゥス+古代ローマ格闘暗獄譚SIN|タイムスリップ→強制格闘士へ
主将!!地院家若美
好きなバトル漫画を集めたらグロ上等な漫画ばかりになってしまったので、やきうどん先生による格闘ギャグ漫画「主将!!地院家若美」を召喚。全11巻。
(男子にとっては)ある意味ヤバすぎるバトル漫画だ!
「主将!!地院家若美」は大内裏高校柔道部主将・地院家若美(ちいんけ わかみ)が繰り広げる破天荒な日常が描かれた漫画。
ある日、電車で痴漢の濡れ衣を着せらた若鳥飛翔は若美に助けられ柔道部に入部するが、待ち受けていたのは若美によるセクハラ地獄。
そう、若美は美しいSM愛好家で露出狂のゲイボーイ(変態)だった……。
「若美の使徒」と呼ばれるハードゲイたちを引き連れた若美の変態行為に巻き込まれる柔道部の人々(主に柔道部副将の雨宮業秋)の悲哀が描かれた漫画でもある。
抱腹絶倒のギャグの中に若美vs天院家老醜による「天地合の儀式」など真面目に戦うシリアスな展開もあり、人間離れした技を見せる若美のバトルから目が離せない、腹筋が痛くなる漫画だ!
うろつき童子
「うろつき童子」は入手経路が不明な漫画。
ある朝、目覚めたら枕元に置いてあった……。
おそらく、昨夜酔っ払って普段であれば決して立ち入らない大人なコーナーを闊歩して買って帰ってきたのだろう。
とんでもないドエロな漫画で、驚愕!
しかし、さすがは漫画馬鹿。ヘベレケになっても本能的に自分の萌えツボを抑えてくるな……。
三千年に一度復活する伝説の超神を探しに人間界へとやってきた天野 一(天邪鬼)。候補として目をつけたのがクラスメートの南雲辰夫。
ヒロインの明美とともに「人間界」「魔界」「獣人界」を巻き込んだ壮絶な(エロい)戦いが始まる……。
前田俊夫先生による絵が劇画タッチなことと、男性向けの直情的なエロかつ異形がやる話なので、本来なら興味から外れる漫画。
だがしかし、 魔界の輩があの手この手(エロ)で南雲を超神認定しようと策を講じるバイオレンスな展開が妙にヒットしてしまった。
これだけ煽って南雲が狂言じみたかませ犬で、意味不明と思われたエロに創造的な深い意味があったとは……。
「乙女が所持する漫画ではない」と何度も手放そうとしたが、「こんなカオスな破壊神にはもう出会えないかも」と思い直し、「赤ずきんチャチャ」でカモフラージュして親バレを回避している……。
常識的なエロに飽きた方、新しい扉を開いてみたい方はぜひともチャレンジ!
また、ほぴっとんのようにぬるいダークファンタジーに唾を吐きたい方には、ある意味ヤバすぎるグロキチな漫画なのでおすすめだ!
一応、ほぴっとんのブログはノーアダルトなものでリンクは控えておきますが、Kindle版[アダルト]で読むことができます。全4巻。
まとめ
スプラッタが苦手な姉や妹が読めたなら女性でも大丈夫だろうとたかをくくっていたが、最近姉妹のグロ耐性が上がってきているのでは……?という不安があるほぴっとん。
だんだん、一般的な感覚が鈍くなっている気がする……。
母ちゃんから「無限の住人」を貸してくれと頼まれたが何となく断った。
グロ耐性のボーダーに位置する漫画って何なのだろう?
大いなる疑問が生まれてしまった……。